ダイアログ ボックス リファレンス
DWF、DWFx、PDF に書き出す
[DWF に名前を付けて保存]ダイアログ ボックス
アクセス方法
メニュー: アプリケーション メニュー 
[書き出し] [DWF]
概要
図面を DWF ファイルに書き出す場合、[DWF に名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスを使用して、ファイル名と場所を指定できるだけでなく、出力をコントロールしたり、ページ設定や印刷スタンプの設定を変更することもできます。
オプション
このダイアログ ボックスで使用可能なオプションは次のとおりです。
[オプション]
[DWF/PDF 書き出しオプション]パレットが表示されます。このパレットでは、ファイルの場所、パスワード保護、画層情報などの DWF ファイル設定を変更することができます。
[出力コントロール]
[完了時にビューアで開く]
書き出し後、既定のビューアに DWF ファイルを開きます。[印刷スタンプを含める]
図面名、日時、印刷尺度などのユーザ定義情報を、DWF ファイルに出力します。印刷スタンプを編集するには、[印刷スタンプ設定]ボタンをクリックし、[印刷スタンプ]ダイアログ ボックスを表示します。
[書き出し]
書き出す図面の範囲を選択します。ペーパー空間にいる場合、現在のレイアウトまたはすべてのレイアウトを選択することができます。モデル空間にいる場合、現在表示されているオブジェクト、オブジェクト範囲、または指定した領域を選択することができます。
[窓を指定]ボタン
モデル空間から書き出す窓領域を指定します。
[ページ設定]
[ページ設定管理]の設定を使用して、または、それらに対する優先設定を選択して、DWF ファイルを書き出します。
[優先するページ設定]
ページ設定を変更します。[優先するページ設定]ボタンをクリックすると、[優先するページ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
[DWFx に名前を付けて保存]ダイアログ ボックス
アクセス方法
メニュー: アプリケーション メニュー [書き出し] [DWFx]
概要
図面を DWFx ファイルに書き出す場合、[DWFx に名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスを使用して、ファイル名と場所を指定できるだけでなく、出力をコントロールしたり、ページ設定や印刷スタンプの設定を変更することもできます。
オプション
このダイアログ ボックスで使用可能なオプションは次のとおりです。
[オプション]
[DWF/PDF 書き出しオプション]パレットが表示されます。このパレットでは、ファイルの場所、パスワード保護、画層情報などの DWFx ファイル設定を変更することができます。
[出力コントロール]
[完了時にビューアで開く]
このオプションをオンに設定すると、書き出し完了後、DWFx ファイルが既定のビューアで開かれます。
[印刷スタンプを含める]
図面名、日時、印刷尺度などのユーザ定義情報を、DWFx ファイルに出力します。印刷スタンプを編集するには、[印刷スタンプ設定]ボタンをクリックし、[印刷スタンプ]ダイアログ ボックスを表示します。
[書き出し]
書き出す図面の範囲を選択します。ペーパー空間にいる場合、現在のレイアウトまたはすべてのレイアウトを選択することができます。モデル空間にいる場合、現在表示されているオブジェクト、オブジェクト範囲、または指定した領域を選択することができます。
[窓を指定]ボタン
モデル空間から書き出す窓領域を指定します。
[ページ設定]
[ページ設定管理]の設定を使用して、または、それらに対する優先設定を選択して、DWFx ファイルを書き出します。
[優先するページ設定]
[優先するページ設定]ダイアログ ボックスが表示され、優先するページ設定を指定することができます。
[PDF に名前を付けて保存]ダイアログ ボックス
アクセス方法
メニュー: アプリケーション メニュー [書き出し] [PDF]
概要
図面を PDF ファイルに書き出す場合、[PDF に名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスを使用して、ファイル名と場所を指定できるだけでなく、出力をコントロールしたり、ページ設定や印刷スタンプの設定を変更することもできます。
オプション
このダイアログ ボックスで使用可能なオプションは次のとおりです。
[オプション]
[DWF/PDF 書き出しオプション]パレットが表示されます。このパレットでは、ファイルの場所、パスワード保護、画層情報などの PDF ファイル設定を変更することができます。
[出力コントロール]
[完了時にビューアで開く]
このオプションをオンに設定すると、書き出し完了後、PDF ファイルが既定のビューアで開かれます。[印刷スタンプを含める]
図面名、日時、印刷尺度などのユーザ定義情報を、PDF ファイルに出力します。印刷スタンプを編集するには、[印刷スタンプ設定]ボタンをクリックし、[印刷スタンプ]ダイアログ ボックスを表示します。
[書き出し]
書き出す図面の範囲を選択します。ペーパー空間にいる場合、現在のレイアウトまたはすべてのレイアウトを選択することができます。モデル空間にいる場合、現在表示されているオブジェクト、オブジェクト範囲、または指定した領域を選択することができます。
[窓を指定]ボタン
マウスを使用して、または X、Y 座標を入力することによって領域を指定し、モデル空間から書き出す窓領域を指定します。
[ページ設定]
[ページ設定管理]の設定を使用して、または、それらに対する優先設定を選択して、PDF ファイルを書き出します。
[優先するページ設定]
[優先するページ設定]ダイアログ ボックスが表示され、優先するページ設定を指定することができます。
[DWF/PDF 書き出しオプション]ダイアログ ボックス
概要
ファイルの場所、パスワード保護、画層情報を含めるかどうかなど、DWF、DWFx、PDF ファイルの一般的な書き出しオプションを指定します。
オプション
このダイアログ ボックスで使用可能なオプションは次のとおりです。
[一般 DWF/PDF オプション]
DWF、DWFx、PDF ファイルの一般的な設定を変更します。
[場所]
図面を書き出したときに、DWF、DWFx、PDF ファイルが保存される場所を指定します。
[タイプ]
図面から単一シートを書き出すか、マルチ シートを書き出すかを指定します。
[優先する精度]
目的とする分野に最適なファイル解像度を提供する精度プリセットを選択するか、[精度プリセットの管理]を開いて新しい精度プリセットを作成してください。 この DPI 設定は、DWF、DWFx、PDF ドライバの DPI 設定より優先されます。
[命名規則]
マルチシート ファイルに名前を付けるか、、書き出し中にプロンプトを表示するか、書き出す前に名前を指定します。
[画層情報]
DWF、DWFx、PDF ファイルに画層情報を含めます。
[重ね書きコントロール]
線を重ね書き(線の色は混合されて別の色になります)するか、上書き(後で出力された線の色になります)するかを指定します。
[DWF データ オプション]
DWF と DWFx でのみ使用可能な設定を変更します。
[パスワード保護]
DWF、DWFx、PDF ファイルにパスワード保護を適用します。書き出し中に新しいパスワードを入力するように求めるプロンプトを表示するか、それともこのダイアログ ボックスでパスワードを指定するかを選択します。
[パスワード]
DWF、DWFx、PDF ファイルのパスワードを入力します。
[ブロック情報]
DWF、DWFx、PDF ファイル内のブロックのプロパティおよび属性情報を指定します。
[ブロック テンプレート ファイル]
新しいブロック テンプレート(DXE)ファイルを作成するか、既存のブロック テンプレート ファイルを編集するか、直前に作成したブロック テンプレート ファイルの設定を使用するためのオプションが表示されます。
[ PDF 書き出しオプション]ダイアログ ボックス
[品質]
PDF ファイルの解像度を指定します。
[ベクトルの品質]
ベクトル グラフィックスとグラデーションの解像度をコントロールします。PDF ファイルをビューアから印刷する予定の場合は、プロッタまたはプリンタの出力と一致する解像度を選択してください。画面表示が目的の PDF ファイルの場合は、高解像度(2400 dpi より上)を選択します。
[ラスター イメージの品質]
ラスター イメージの解像度をコントロールします。PDF ファイルをビューアから印刷する予定の場合は、プロッタまたはプリンタの出力と一致する解像度を選択してください。画面表示が目的の PDF ファイルの場合は、高解像度(2400 dpi より上)を選択します。ラスター イメージの品質は、ベクトル イメージの品質を超えることはできません。
ヒント: 大きな範囲の地形図のように、大量の詳細情報を含む図面の PDF ファイルを作成する場合は、細部を詳細に表示できるように解像度を高く設定します。解像度の設定を高くすると、イメージの品質は向上しますが、印刷速度は低下し、ファイル サイズは大きくなります。[重ね書きコントロール]重なっている線を上書きするか(上の線で下の線を隠す)、重ね書きするか(線の色を混合)を指定します。
[データ]
必要に応じて PDF ファイルに含めることができるデータを指定します。[画層情報を含める]PDF をファイルを表示または印刷するときに画層の表示/非表示を切り替えることができるよう、PDF ファイルに画層情報を追加します。[ハイパーリンクを含める]シート セットのリンクをマルチシート PDF ファイルのハイパーリンクにレンダリングし、図面ファイル内のハイパーリンクを PDF ハイパーリンクに変換します。[ブックマークを作成]シートおよび名前の付いたビューへのリンクをツリーとして編成し、PDF ビューアのブックマーク(しおり)パネルに表示します。[図面内で使用されているフォントをキャプチャ]PDF ビューアで使用可能にする必要がないように、PDF ファイルに TrueType フォントを埋め込みます。このオプションをオンにしないと、PDF ビューアでは代替フォントが使用されます。
注: 次のフォントは、このオプションをオンにしてもキャプチャされません。
- 法的に規制されていて配布できないフォント。
- TrueType フォントではないフォント。
- 縦書きのアジア言語フォント。
[すべての文字をジオメトリに変換]PDF ファイル内のすべての文字をジオメトリに変換します。このオプションをオンにすると、PDF ファイル内の文字は図形と同じになります。しかし、PDF ファイルのサイズが大きくなり、PDF を高倍率で表示すると、文字のピクセル化が発生します。ラスター イメージの品質を上げることにより、ピクセル化を減少させることができます。
注:
- 文字をジオメトリに変換しても、検索を使用して PDF ビューアで文字を検索することができます。
- このオプションをオンにしなくても、SHX フォントの文字は常にジオメトリに変換されます。また、文字はコメントとして PDF ファイルにコピーされます。PDF ビューアでコメントを検索することにより、PDF ファイル内の変換された文字を検索することができます。
[優先するページ設定]ダイアログ ボックス
概要
[ページ設定]ダイアログ ボックスを使用してレイアウトに適用された通常のページ設定に対する優先設定を指定することができます。この優先設定は、アプリケーションを終了するまで有効です。このため、DWF、DWFx、PDF ファイルを出力するたびに優先設定を再設定する必要はありません。
オプション
次のオプションを使用することができます。
[用紙サイズ]
既定のプロッタ ドライバに定義されている用紙サイズのドロップダウン リストから用紙サイズを選択します。
[印刷スタイル テーブル(ペン割り当て)]
印刷スタイル名
レイアウトに適用する印刷スタイル テーブルを、ドロップダウン リストから選択します。
[印刷スタイル テーブル エディタ]
クリックすると、[印刷スタイル テーブル エディタ]が表示されます。
[図面の方向]
出力する図面が縦向きか、横向きかを指定します。
[印刷尺度]
[用紙にフィット]
出力範囲が先に指定した用紙サイズにフィットするように、尺度が自動的に計算されます。
[尺度]
図面の尺度を指定します。この尺度の値は、計測単位がインチかミリメートルかによって異なります。
[線の太さの尺度を有効]
印刷の尺度に比例して線の太さの尺度を変更します。線の太さは通常、印刷オブジェクトの線幅を指定するものであり、印刷の尺度に関係なく、この線幅サイズで印刷されます。
[精度プリセット管理]ダイアログ ボックス
アクセス方法
[DWF/PDF 書き出しオプション]パレットの[一般 DWF/PDF オプション]で、[優先する精度]を選択します。次に、[優先する精度]ドロップダウンから、[精度プリセット管理]を選択します。
概要
[精度プリセット管理]を使用して、PC3 ファイルの DPI 設定に対する優先設定を行い、書き出しおよびパブリッシュ時のシートごとの DPI を自動調整することができます。優先設定による計算には、要求する精度とシート尺度が使用され、DWF、DWFx、PDF ファイルの解像度が最適化されます。[製造業向け]、[建築向け]、[土木設計向け]の定義済み設定があるほか、独自の設定を作成することもできます。
オプション
このダイアログ ボックスで使用可能なオプションは次のとおりです。
[現在のプリセット]
現在使用中のプリセットが表示されます。
[名前]
選択されているプリセットの名前。
[説明]
プリセットを判別するための説明を記入することができます。
[尺度依存プロパティ]
[単位]
計測単位の形式がフィート/インチ単位かメートル単位かを設定します。[要求する精度]
長さ寸法値を表示する場合の小数点以下の桁数または分母の精度を設定します。
[非尺度依存プロパティ]
[グラデーションの解像度]
DWF、DWFx、PDF ファイル内のグラデーションの解像度を設定します。既定の設定は 200 dpi です。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。
[カラー/グレースケールの解像度]
DWF、DWFx、PDF ファイル内のカラーおよびグレースケール ラスター イメージの解像度を設定します。既定の設定は 200 dpi です。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。
[白黒の解像度]
DWF、DWFx、PDF ファイル内の白黒ラスター イメージの解像度を設定します。既定の設定は 200 dpi です。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。
[精度プリセットを新規作成]ダイアログ ボックス
アクセス方法
[DWF/PDF 書き出しオプション]パレットで[優先する精度]の[精度プリセット管理]を選択し、[新規作成]をクリックします。
概要
カスタム精度プリセットの名前と説明を指定することができます。
オプション
このダイアログ ボックスには、次のオプションがあります。[名前]
カスタム精度プリセットに名前を割り当てます。[説明]
(省略可能) 精度の適用先を示す説明を入力します。
精度プリセットを読み込む
概要
既存のシート セット(DSD ファイル)から精度プリセットを読み込むことができます。[シートのリストを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。
[精度プリセットの読み込み]ダイアログ ボックスを開くには、[精度プリセット管理]の[新規作成]をクリックします。
