V-nas Clair コマンドリファレンス【28】編集(グループ化・要素分解・属性・レイヤ・責任主体変更・部分図テーブル) | 電子納品サポート

V-nas Clair コマンドリファレンス【28】編集(グループ化・要素分解・属性・レイヤ・責任主体変更・部分図テーブル)

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編集

グループ化

『編集-グループ化』

機能

選択した要素をグループ化します。

操作方法

1.グループ化する要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

ヒント

  • グループ化した要素は、移動,複写,削除などを行う場合、1要素として扱うことができます。
  • グループ化した要素は、元要素のレイヤではなく、アクティブレイヤに格納されます。
  • 『編集-要素分解』コマンドでグループ解除できます。

要素分解

『編集-要素分解』

機能

グループ要素や複数の要素が組み合わさった要素を分解します。

要素動作
点群点に分解します。
ポリラインセグメントごとに線分または円弧に分解します。
サーフェスポリゴンに分解します。
ソリッドポリゴンに分解します。
ソリッドまたは中心線要素(ポリライン)に分解します。どちらに分解するかは『3D-設定-柱要素設定』コマンドで設定できます。
文字複数行の場合、行ごとに分解します。背景マスクが設定されている場合、文字とハッチングに分解されます。
寸法線分,円弧,文字に分解します。
引出線線分,円弧,文字に分解します。
ハッチング構成要素に分解します。
部品構成要素に分解します。
グループ構成要素に分解します。
バルーン線分,円,文字に分解します。
既定義シンボル構成要素に分解します。
ビューポート構成要素に分解します。

上記以外の要素は分解されません。

端点タイプを有する要素(分解後の要素を含む)は端点タイプ部分を線分,円,ハッチングに分解します。

操作方法

1.分解する要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

ヒント

  • グループ化を解除した場合、再び1個ごとの要素になります。
  • 分解できない要素は選択できません。

属性

属性

『編集-属性-属性』

機能

要素にユーザー定義属性を付加,編集します。

操作方法

1.要素を選択して属性を編集してください。【属性編集:ダイアログ】

ヒント

  • 主にKit製品で属性が付与されます。
  • 入力・変更を行った場合は必ず「更新」を行ってください。
  • 付加した覚えのないユーザー属性が要素に付いている場合がありますが、これはKit製品が使用している属性です。場合によっては専用コマンドが動作しなくなりますので、削除しないようご注意ください。
  • すべての属性が削除されても図面が保存されるまでは属性名は記憶されます。

SXF属性

『編集-属性-SXF属性』

機能

要素にSXF属性を付加,編集します。SXF Ver3以上の形式で保存した際、「属性付加機構」として保持されます。

操作方法

1.要素を選択して、SXF属性を編集してください。【SXF属性編集:ダイアログ】

レイヤ

『編集-レイヤ』

機能

レイヤを編集します。

操作方法

1.レイヤを編集してください。【レイヤの編集:ダイアログ】

責任主体変更

『編集-責任主体変更』

機能

CAD製図基準に準拠したレイヤ設定使用時に、指示した要素のレイヤ名の責任主体を変更します。
※複数要素を同時に選択して、レイヤの責任主体の一括変更が行えます。

操作方法

1.要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.変更するレイヤを選択してください。【責任主体変更:ダイアログ】

部分図テーブル

『編集-部分図テーブル』

機能

SXFファイルの部分図設定を作成・編集します。

部分図とは、座標系とスケールを組み合わせたもので、X軸とY軸に対して異なるスケールを設定することができます。

操作方法

1.部分図テーブルを設定してください。【部分図テーブルの編集:ダイアログ】

ヒント

  • V-nasClair/V-nasでは用紙上に要素を配置するのと同じ感覚で、部分図上に要素を配置することができます。部分図上に配置された要素は、その部分図の縮尺に従って表示させることもできます。
  • 部分図は1物件毎に複数定義することができ、図面上に複数配置することができます。
  • 部分図上に要素を配置した場合の基本的な動作(表示上の変形)を以下に示します。