AutoCAD 2022 操作 (図面の表示を調節する・オブジェクト選択表示) | 電子納品サポート

AutoCAD 2022 操作 (図面の表示を調節する・オブジェクト選択表示)

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図面の表示を調節する

表示を拡大/縮小したり、図面の別の部分を表示するには

SteeringWheels (ステアリング ホイール)を使うと、快適にズームや画面移動できます。

SteeringWheels を使用すると、ズームや画面移動などを快適に行うことができます。


SteeringWheels の[戻る]ツールを使用すると、プレビュー画像で確認しながら、以前の画面表示に戻ることができます。

SteeringWheels を表示するには、ナビゲーション バーの SteeringWheels ドロップダウンをクリックし、表示したいホイールを選択します。

ナビゲーション バーの表示/非表示は、リボンの[表示]タブ➤[ビューポート ツール]➤[ナビゲーション バー]で切り替えることができます。

視点を確認しながらモデルの表示方向を変更するには

ViewCube(ビュー キューブ)を使用します。

ViewCube を使用すると、モデルをどの方向から見ているかを直観的に把握しながら、最適の視点に変更することができます。
ViewCube は、3D モデルを作成するときだけでなく、2D 図面を作成するときにも役に立つツールです。

ViewCube の表示/非表示は、リボンの[表示]タブ➤[ビューポート ツール]➤[ViewCube]で切り替えることができます。

マウスのホイール ボタンを使って画面表示を調節するには

ホイールを回すと拡大/縮小できます。

ホイール付きマウスを使っている場合、マウスから手を放す必要もなく、さらに快適に画面表示を調節できます。
ホイールを前方に回すと図面表示が拡大し、後方に回すと縮小します。他のコマンドの実行中に拡大/縮小でき、図面操作をスムーズに行えます。

ホイール ボタンを押しながらマウスを動かすと、リアルタイム画面移動できます。

  1. 作図領域で、ホイール ボタンを押します。
    カーソルが に変わります。
  2. ホイールボタンを押したまま、画面移動させたい方向にマウスを動かします。
  3. 希望の表示が得られたところで、ホイールボタンを放します。

ホイール ボタンを押したとき、画面移動モードではなく、オブジェクト スナップ(O スナップ)メニューを表示させたいときは、次のようにします。

コマンド: mbuttonpan[Enter]
MBUTTONPAN の新しい値を入力 <1>: 0[Enter]

システム変数 MBUTTONPAN の値が 1 のときは画面移動モードになり、0のときはオブジェクト スナップ メニューが表示されます。

図面の目的の領域を表示するには

画面操作コマンドを目的に合わせて活用します。

画面表示を拡大/縮小したり、表示領域を移動するコマンドのほとんどは、[表示]タブ➤[ナビゲーション]パネルに配置されています。大部分は、ZOOM[ズーム]コマンドのオプションです。

[表示]タブに[ナビゲーション]パネルが表示されていない場合は、[表示]タブを選択して右クリック➤[パネルを表示]➤[ナビゲーション]を選択します。

画面上の汚れを取り除くには

[再描画]を実行します。

画面を描き直して、何らかの操作で一時的に残った不要なグラフィックスを画面上か
ら除去するには、REDRAW[再描画]コマンドを実行します。

REDRAW[再描画]コマンドを実行するには、コマンド ラインに redraw と入力して[Enter]を押します。

グリッドの表示/非表示を切り替えると、自動的に再描画が実行されます。REDRAW コマンドを実行する代わりに、ステータス バーの[作図グリッドを表示]ボタン を 2 回クリックして再描画することもできます。

データ設定の変更を図面に反映させるには

[再作図]を実行します。

文字の省略表示(「多くの文字列が記入された図面を高速に表示するには」を参照)や塗り潰しイメージの設定を変更しても、すぐにはその効果は表示されません。変更した内容を画面表示に反映するには、REGEN[再作図]コマンドを実行します。
REGEN コマンドは、画面を描き直すだけでなく、図面データベースから画面座標を計算して、最適な画面表示に更新します。

REGEN[再作図]コマンドを実行するには、コマンド ラインに regen と入力して[Enter]を押します。

現在の表示画面を後で呼び出すには

名前を付けて現在のビューを登録します。

  1. VIEW[ビュー管理]コマンド([表示]タブ➤[名前の付いたビュー]パネル➤[ビュー管理])を実行します。
  2. [ビュー管理]ダイアログボックスで[新規作成]ボタンをクリックします。
  3. [新しいビュー/ ショットのプロパティ]ダイアログボックスで[ビュー名]テキストボックスに、これから登録するビューの名前を入力します。
  4. [境界]で[現在の表示画面]が選択されていることを確認します。
  5. [ビューの分類]に分類名を入力することで、ビューを分類することもできます。
  6. 必要に応じて他の設定を変更し、[OK]ボタンをクリックします。
  7. [ビュー管理]ダイアログボックスのリストに、今登録したビューの名前が表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

一度登録したビューは、[ビュー管理]ダイアログ ボックスを使って、必要なときにいつでも呼び出すことができます。

モデル空間に対するビューは「モデル ビュー」として登録され、ペーパー空間に対するビューは「レイアウトビュー」として登録されます。モデルビューとレイアウト ビューを、別のグループとして管理できるため、多数のビューを登録しても、容易に管理できます。

線の太さを表示に反映させる/反映させないを切り替えるには

ステータス バーの[線の太さを表示/非表示]をクリックします。

図形の線の太さを表示に反映させるには、ステータス バーの[線の太さを表示/非表示]をオンにします。

ステータス バーに[線の太さを表示/非表示]が表示されていない場合は、ステータス バーの右端にある[カスタマイズ]ボタン をクリックし、表示されたメニューから[線の太さ]を選択します。

[線の太さ]がオフになっていると、線の太さプロパティは考慮されず、すべての線が 1 ピクセル幅で表示されます。詳細は、「線の太さが表示に反映されません。なぜですか?」を参照してください。

線の太さを表示に反映させる/反映させないを切り替えることと、印刷時の線の太さとは無関係です。

オブジェクト選択表示

作業に関係のない不要な図形を非表示にするには

[オブジェクト選択表示]ツールを使用します。

現在の作業に関係のない不要な図形が邪魔な場合、不要な図形が含まれた画層を非表示にしたり、フリーズします。しかし、それでもまだ多くの不要な図形が表示されている場合、[オブジェクトを選択表示]ツールを使用して、作業に関係のある図形以外を非表示にすることができます。

  1. どの図形も選択されていない状態で、作図領域内でマウスを右クリックします。
  2. 表示されたメニューから[選択表示]➤[オブジェクトを選択表示]を選択します
  3. 窓選択法を使用して、作業領域を選択します。
    選択した領域内の図形のみが表示され、それ以外の図形は非表示になります。

なお不要な図形が残っている場合は、[オブジェクトを非表示]ツールを使用して、不要な図形を選択します。選択した図形は、非表示になります。

窓選択法については、「複数の図形を同時に選択するには」および 「通常の方法では選択が困難な図形を効率的に選択するには」を参照してください。

システム変数 OBJECTISOLATIONMODE が 1 に設定されていると、オブジェクトの選択表示状態は、セッションを越えて保持されます。つまり、図面を開いたとき、すでにオブジェクトの選択表示によって非表示にされている図形が存在する可能性があります。

オブジェクトの選択表示によって非表示にされている図形が存在するかどうかは、ステータス バーの[オブジェクトを選択表示]ボタン で確認できます。


非表示にされているオブジェクトがあると、このボタンは[オブジェクト選択表示を解除]に変わります。

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