AutoCAD 2022 操作 レイアウト③ (尺度を調節する) | 電子納品サポート

AutoCAD 2022 操作 レイアウト③ (尺度を調節する)

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尺度を調節する

浮動ビューポート内の図形を正しい尺度に調節するには

ビューポート内の図形の表示倍率を正しく調節します。

現在アクティブな浮動ビューポート内に表示されている図形を、たとえば 1/10 の尺度で印刷出力したい場合は、そのビューポート内の図形が、ペーパー空間に対して正確に1/10 の尺度で表示されるようにします。

[プロパティ]パレットで、ビューポートの[標準尺度]プロパティを設定します。

  1. モデル空間にいる場合は、ビューポートの外側の任意の場所をダブルクリックしてペーパー空間に切り替えます。
  2. [プロパティ]パレットが表示されていない場合は、[ホーム]タブ➤[プロパティ]パネル➤[オブジェクトプロパティ管理]ダイアログ ボックス ランチャーをクリックします。
  3. 図形の尺度を調節したいビューポートを選択します。
    [選択の循環]がオンの場合、ポリゴン状ビューポートをクリックすると、[選択]ダイアログボックスが表示されるので、[ビューポート]を選択します。
    選択の循環については、「込み入った場所の図形を 1 つだけ選択するには」の「注」を参照してください。
  4. [プロパティ]パレットの[その他]カテゴリの[標準尺度]を選択します。
  5. [標準尺度]ドロップダウンリストから、希望の尺度を選択します。

全体図と部分拡大図の線種尺度を統一するには

モデル空間内の線種尺度に、ペーパー空間で設定した尺度が使用されるように設定します。

  1. ’LINETYPE[線種設定]コマンド([ホーム]タブ➤[プロパティ]パネル➤[線種]ドロップダウン➤[その他])を実行します。
  2. [線種管理]ダイアログ ボックスに[詳細]が表示されていない場合は、[詳細を表示]ボタンをクリックします。
  3. [詳細]の[尺度設定にペーパー空間の単位を使用]をオンにします。
  4. [OK]ボタンをクリックします。

ビューポート内のビューをロックするには

[レイアウト]タブの[ロック]ツールを使用します。

  1. [レイアウト]タブ➤[レイアウトビューポート]パネル➤[ロック]をクリックします。
    オブジェクトを選択: ビューをロックするビューポートを選択します。
  2. ロックするビューポートをすべて選択したら、[Enter]を押します。

[プロパティ]パレットで[ビューをロック]を[はい]に設定します。

  1. [プロパティ]パレットが表示されていない場合は、[ホーム]タブ➤[プロパティ]パネル➤[オブジェクトプロパティ管理]ダイアログ ボックス ランチャーをクリックします。
  2. ビューをロックしたいビューポートを選択します。
  3. [プロパティ]パレットの[その他]カテゴリで、[ビューをロック]を[はい]に設定します。

ビューポート内のビューの尺度を設定したら、それ以降そのビューポート内の尺度が変更されないように、ビューをロックしてください。ビューをロックすると、そのビューポート内で実行された ZOOM[ズーム]や PAN[画面移動]などのコマンドは、ペーパー空間に作用するようになります。

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