V-nas コマンドリファレンス【10】7章 コマンド『ファイル』11 レイヤテンプレート、12 図面設定 | 電子納品サポート

V-nas コマンドリファレンス【10】7章 コマンド『ファイル』11 レイヤテンプレート、12 図面設定

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7章 コマンド『ファイル』

11 レイヤテンプレート

11-1 インポート

『ファイル-レイヤテンプレート-インポート』

機能
アクティブファイル(図面タイトルバーが青色のファイル)にレイヤを追加します。
複数のレイヤをまとめたもの(レイヤテンプレート)を数種類用意しています。
このレイヤテンプレートを読み込むことにより、複数のレイヤを1度に読み込むことができます。

操作方法
1.使用するレイヤテンプレートを選択して下さい。【レイヤテンプレートのインポート:ダイアログ】【V-nas:ダイアログ】

◆ レイヤテンプレートのインポート:ダイアログ

機能
読み込むレイヤテンプレート(複数のレイヤをまとめたもの)を選択します。

説明
[インポートするレイヤテンプレート]スタティックテキスト
 読み込むレイヤテンプレートを表示します。
[参照先]スタティックテキスト
 レイヤテンプレートがある場所を表示します。
[レイヤテンプレート]ツリービュー
 読み込むレイヤテンプレートを選択します。
[詳細]ボタン
 選択したレイヤテンプレートに含まれるレイヤを表示します。【レイヤテンプレートの詳細:ダイアログ】
[作図設定情報を反映する]チェックボックス
 このチェックボックスがONの場合、レイヤテンプレートに含まれる、枠のレイヤ、アクティブレイヤ、文字の作図レイヤ、寸法の作図レイヤの情報を反映します。 [OK]ボタンを押した後に起動する【レイヤテンプレートの変更:ダイアログ】で、枠のレイヤ、アクティブレイヤ、文字の作図レイヤ、寸法の作図レイヤの設定を変更することも可能です。

◆ レイヤテンプレートの変更:ダイアログ

機能
レイヤテンプレートに含まれる、枠のレイヤ、アクティブレイヤ、文字の作図レイヤ、寸法の作図レイヤの情報を変更します。

説明
[一覧]タブ
 インポートしたレイヤテンプレートを一覧表示します。
[設定]タブ
 枠のレイヤ、アクティブレイヤ、文字の作図レイヤ、寸法の作図レイヤの設定を変更します。
 [作図]グループ
  作図レイヤの設定をします。
  [共通(作図設定)]コンボボックス
   デフォルトレイヤを設定します。『設定-作図-共通』コマンドの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
  [文字]コンボボックス
   文字の作図レイヤを設定します。『設定-作図-文字』コマンドの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
  [引出]コンボボックス
   引出線・バルーンの作図レイヤを表示します。
  [寸法]グループ
   寸法の作図レイヤを設定します。
   [共通]コンボボックス
    寸法全般の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[共通設定]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
   [標準・弧長・全長]コンボボックス
    標準寸法・弧長寸法・全長寸法の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[標準・弧長・全長]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
   [角度]コンボボックス
    角度寸法の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[角度]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
   [半径・直径]コンボボックス
    半径寸法・直径寸法の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[変形・直径]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
   [勾配]コンボボックス
    勾配の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[勾配]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
   [座標]コンボボックス
    座標寸法の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[座標]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
   [オーディネート]コンボボックス
    オーディネート寸法の作図レイヤを設定します。『設定-作図-寸法』コマンドの[オーディネート]タブの[レイヤ]コンボボックスの設定と同じです。
[枠]グループ
 枠の設定をします。
 [図面枠]コンボボックス
  図面枠のレイヤを設定します。『ファイル-図面設定』コマンドの設定と同じです。
 [内枠線]コンボボックス
  内枠線のレイヤを設定します。『ファイル-図面設定』コマンドの設定と同じです。
 [切取線]コンボボックス
  切取線のレイヤを設定します。『ファイル-図面設定』コマンドの設定と同じです。

◆ レイヤインポート上書き確認:ダイアログ

機能
同じ名称のレイヤが既にある場合、レイヤ名を表示し上書きするかどうか選択します。

説明
[はい]ボタン
上書きします。(レイヤテンプレートにある方を採用します)
[すべてはい]ボタン
同じ名称のレイヤはすべて上書きします。(レイヤテンプレートにある方を採用します)
[いいえ]ボタン
上書きしません。(物件にある方を採用します)
[すべていいえ]ボタン
同じ名称のレイヤはすべて上書きしません。(物件にある方を採用します)

11-2 エクスポート

『ファイル-レイヤテンプレート-エクスポート』

機能
物件にあるレイヤをまとめて名前を付けて保存します。

操作方法
1.名称を入力して下さい。【レイヤテンプレートのエクスポート:ダイアログ】

◆ レイヤテンプレートのエクスポート:ダイアログ

機能
物件にあるレイヤをまとめて名前を付けて保存します。

説明
[名称]エディットボックス
 名称を入力します。既存の名称で保存するには、[レイヤテンプレート]ツリービューで選択します。
[レイヤテンプレート]ツリービュー-
 既存の名称で保存する場合、こちらより選択します。
[詳細]ボタン
 [名称]エディットボックスで入力したレイヤテンプレートに含まれるレイヤを表示します。【レイヤテンプレートの詳細:ダイアログ】

◆ レイヤテンプレートの詳細:ダイアログ

機能
一覧:タブでは、レイヤテンプレートに含まれるレイヤを表示します。設定タブでは、レイヤテンプレートに含まれる、枠のレイヤ、アクティブレイヤ、文字の作図レイヤ、寸法の作図レイヤの情報を表示します。

説明
[一覧]タブ
 指示したレイヤテンプレートを一覧表示します。
[設定]タブ
 枠のレイヤ、アクティブレイヤ、文字の作図レイヤ、寸法の作図レイヤを表示します。
[作図]グループ
 作図レイヤを表示します。
 [共通(作図設定)]コンボボックス

  デフォルトレイヤを表示します。
 [文字]コンボボックス
  文字の作図レイヤを表示します。
 [引出]コンボボックス
  引出線・バルーンの作図レイヤを表示します。
 [寸法]グループ
  寸法の作図レイヤを表示します。
  [共通]コンボボックス
   寸法全般の作図レイヤを表示します。
  [標準・弧長・全長]コンボボックス
   標準寸法・弧長寸法・全長寸法の作図レイヤを表示します。
  [角度]コンボボックス
   角度寸法の作図レイヤを表示します。
  [半径・直径]コンボボックス
   半径寸法・直径寸法の作図レイヤを表示します。
  [勾配]コンボボックス
   勾配の作図レイヤを表示します。
  [座標]コンボボックス
   座標寸法の作図レイヤを表示します。
  [オーディネート]コンボボックス
   オーディネート寸法の作図レイヤを表示します。
[枠]グループ
 枠の表示をします。
 [図面枠]コンボボックス
  図面枠のレイヤを表示します。
 [内枠線]コンボボックス
  内枠線のレイヤを表示します。
 [切取線]コンボボックス
  切取線のレイヤを表示します。

12 図面設定

『ファイル-図面設定』

機能
現在アクティブな物件の情報を表示し、確認または変更を行います。表示内容は図面サイズ,図面枠,SXF表題欄、図面情報です。

操作方法
1.タイプを設定して下さい。
【用紙サイズ,枠線:タブ】,【SXF表題欄:タブ】,【図面情報:タブ】

◆ 用紙サイズ,枠線:ダブ

機能
用紙サイズ、図面枠などを設定します。

説明
[用紙サイズ]グループ
 [用紙サイズ]コンボボックス

  用紙サイズを選択します。用紙サイズを変更すると縦横の長さが自動的に表示されます。ここで表示される用紙サイズは『設定-システム-用紙サイズ』で登録した内容です。
 [高さ,幅]エディットボックス
  用紙サイズを直接入力します。単位はmmで用紙上の大きさです。
 [用紙方向]ラジオボタン
  用紙の方向を縦または横に設定します。
[図面枠]グループ
 [図面枠]コンボボックス

  使用する図面枠を設定します。図面枠を変更すると内枠線・切取線との離れが自動的に表示されます。表示される図面枠は『設定-システム-図面枠』で登録した内容です。
 [A-H]エディットボックス
  図面枠と内枠線・切取線との離れを入力します。単位はmmで用紙上の大きさです。
[枠描画]グループ
 [各枠線の描画]チェックボックス

  図面枠,内枠線,切取線の表示・非表示を設定します。
 [各枠線の属性の設定]コンボボックス
  図面枠,内枠線,切取線のレイヤ,色,線種,線幅を設定します。

◆ SXF表題欄:ダブ

機能
SXF Ver3 表題欄属性を設定します。
ここで入力した値は『作図-表題欄』コマンド等で作図されたSXF表題欄属性が付与されている文字列と連動します。

説明
[事業名]エディットボックス

 事業名を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題事業名」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[工事名]エディットボックス

 工事名を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題工事名」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[契約区分]エディットボックス
 契約区分を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題_契約区分」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[図面名]エディットボックス
 図面名を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題図面名」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[図面番号]エディットボックス

図面番号を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題図面番号」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[総図面数]エディットボックス
 総図面数を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題図面総数」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[図面種別]エディットボックス

図面種別を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題図面種別」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[尺度]エディットボックス
 縮尺を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題尺度」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[年月日]エディットボックス

年月日を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題年月日」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[受注会社名]エディットボックス
 受注会社名を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題会社名」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。 [発注事業者名]エディットボックス 発注事業者名を入力します。SXF Ver3既定義属性「表題事務所名」が付与されている文字要素がある場合、入力した文字に変更されます。

[属性付与]ボタン
 図面中の文字要素にSXF Ver3図面表題欄専用既定義属性を付与します。

◆ 図面情報:ダブ

機能
アクティブな物件の情報を表示し、図面情報の確認または変更を行います。表示内容は表題、副題、備考、作成者、所属,作成日時,SXFファイル情報です。図面の保存と同時に内容を登録します。

説明
[表題]エディットボックス

 図面の表題を入力します。
[副題]エディットボックス
 図面の副題を入力します。
[備考]エディットボックス
 備考を入力します。
[作成者]エディットボックス
 作成者を入力します。
[所属]エディットボックス
 所属を入力します。
[作成年月日]エディットボックス
 今日の日付が入力されています。修正することもできます。
[BFOファイルバージョン]エディットボックス
 現在アクティブな物件のBFOファイルバージョンを表示します。
[SXFファイル情報(左側:現在の情報 右側:SXFオリジナルファイルの情報)]グループ
 [SXFトランスレータ名]スタティックテキスト

  左側には、現在アクティブな物件をSXFファイル形式で保存した場合のSXFトランスレータ名を表示します。
  右側には、現在アクティブな物件がSXFファイルの場合、ファイルを読み込んだ時点のSXFトランスレータ名を表示します。
 [SXFトランスレータバージョン]スタティックテキスト
  現在アクティブな物件をSXFファイル形式で保存した場合のSXFトランスレータバージョンを表示します。
 [SXFファイルバージョン]スタティックテキスト
  左側には、現在アクティブな物件をSXFファイル形式で保存した場合のSXFファイルバージョンを表示します。
  右側には、現在アクティブな物件がSXFファイルの場合、ファイルを読み込んだ時点のSXFファイルバージョンを表示します。

ヒント
設定した図面情報は、『ファイル-名前を付けて保存』コマンドの【名前を付けて保存:ダイアログ】で編集することもできます。【名前を付けて保存:ダイアログ】を参照して下さい。
SXFファイルバージョンは、SXF表示機能及び確認機能要件書(案)に従ったバージョンを表示します。