【実務ガイド④】全国道路施設点検データベース データの閲覧・取得とAPI|無料の損傷マップから有料データの申請・料金まで | 電子納品サポート

【実務ガイド④】全国道路施設点検データベース データの閲覧・取得とAPI|無料の損傷マップから有料データの申請・料金まで

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実務ガイド 第4回 / 全5回

データの閲覧・取得とAPI
無料の損傷マップから有料データまで

まずは申請なしで見られる損傷マップへ。それで足りなければ、詳細データを申請して利用します。

2026年10月28日時点の公式資料にもとづいています。

どこまで必要? 3段階で考える

損傷マップ(無料・申請不要)

全国道路施設点検データベース ~損傷マップ~WEB無料https://road-structures-map.mlit.go.jp/

道路構造物の点検でわかった現状と対策の状況を公表するサイトです。国土交通省が、社会資本の状況を国民に知ってもらうための「見える化」の一環として運営しています。

見られる施設道路橋、トンネル、シェッド、大型カルバート、横断歩道橋、門型標識など/舗装/特定道路土工構造物(国土交通省管理分)
データの時点基礎DBに登録された2025年11月4日時点の諸元・点検結果など(2025年11月5日に更新)
使い方利用規約に同意して利用を始める
推奨環境Microsoft Edge、Google Chrome(バージョン80以降)
その他道路交通センサス(平成27年度)の道路関係データも公開
利用規約で禁止されていること(抜粋)
  • 法令や条例に違反する利用、他人の権利を侵害する利用、公序良俗に反する利用
  • 営利目的の利用や複写

著作権は国土交通省道路局と各道路管理者にあります。資料に使う場合は、規約の内容を必ず確認してください。

自分のサイトからリンクしたい場合

リンクは自由ですが、URLは https://road-structures-map.mlit.go.jp を使い、国土交通省道路局国道・技術課が提供するサイトへのリンクであることを明記する決まりです。

詳細データの閲覧・取得申請

システムにログインしたり、閲覧・取得用APIを使ったりして詳細データを利用する場合は、申請が必要です。

データ閲覧・取得に関するご案内(申請の入口)WEBhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/view/info.php
  1. 利用規約とプライバシーポリシーを読み、同意するあなた

    データ閲覧・取得に関する利用規約PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/view/etsuran_kiyaku.pdf
  2. 料金を確認するあなた

    下の料金表で、必要なDBと金額を確認します。

  3. 自分の区分の申請フォームをダウンロードして記入するあなた

    データ閲覧・取得申請フォーム【一般利用者】Excelhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/excel/view/shinsei-riyou.xlsx
    データ閲覧・取得申請フォーム【道路管理者】Excelhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/excel/view/shinsei-riyou_kanri.xlsx

    IPアドレスまたはドメイン名の欄は、APIを使わない場合も入力が必要です(APIの権限もID発行時にまとめて設定されるため)。

  4. Excelのままメールで送るあなた

    送付先:road_structures_db★rirs.or.jp(★を@に置き換え)。拡張子は .xlsx のまま添付します。

  5. 請求書を受け取り、閲覧・取得料を振り込む日本みち研究所

    銀行振込です。振込先は請求書に書かれています。

  6. 登録完了メールを受け取り、利用を始める日本みち研究所

    入金が確認されるとユーザ登録などの準備が行われ、登録完了メールが届きます。閲覧・取得用APIキーと、API利用時のURLもこのメールで通知されます。

データ閲覧・取得の流れ【一般利用者】PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/view/riyou_flow_ippan.pdf
データ閲覧・取得の流れ【道路管理者】(他の管理者の施設の詳細情報を見る場合)PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/view/riyou_flow_kanrisha.pdf
ログイン情報と人数のルール
  • ログイン情報(ユーザID、パスワード、APIキーなど)は1申請につき1つ。組織内で共有して使います。
  • 同じIDで複数のPCから同時に閲覧でき、同時閲覧数の上限はありません。
  • 個人・大学・企業などの「1組織」は、最大30人程度が目安です。
  • 出先機関(県の土木事務所など)用のアカウントが欲しい場合は、その組織の情報を書いて申請します。

取得したデータを第三者に提供するなら「二次利用申請」

利用契約を結んで有料で取得したデータを第三者に提供する(二次利用・二次成果物の提供)場合は、別に申請が必要です。

二次利用・二次成果物の提供申請WEBhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/view/offer.php

見られないデータもある:制限事項を確認

道路橋DB データ閲覧・取得制限事項(必読)PDFhttps://www.jbec.or.jp/c/wp-content/uploads/2024/03/limitations_bridge.pdf

データ閲覧・取得料金(2024年4月1日以降)

データ閲覧・取得料金表PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/view/09_ryoukin.pdf2025年4月と2026年4月の料金改定では、閲覧・取得料は変更なしと案内されています。

単位は「円/組織・年」です(税込。カッコ内は税抜)。利用を始めた時期に関係なく、その年度の年度末(3月31日)までの料金です。

利用者道路橋トンネル道路附属物舗装土工
道路管理者(国)55,000
(50,000)
33,000
(30,000)
22,000
(20,000)
66,000
(60,000)
55,000
(50,000)
道路管理者(国以外)11,000
(10,000)
11,000
(10,000)
11,000
(10,000)
11,000
(10,000)
11,000
(10,000)
個人・大学・企業など全国 209,000
(190,000)
地域 55,000
(50,000)
55,000
(50,000)
11,000
(10,000)
66,000
(60,000)
11,000
(10,000)
  • 道路管理者が自分の管理施設のデータを見る場合は無料です。
  • 77条調査データのうち基礎DB分は、誰でも無料です(損傷マップ)。
  • 道路橋DBの「地域」は地方整備局などのエリアを1地域とします(九州・沖縄は1地域)。4地域以上を買う場合は全国版の料金になります。
  • 国の「組織」は、地方整備局本局、事務所(改築事務所を含む)、技術事務所、メンテナンスセンターの単位です。

APIを使う

APIには、一般有償ユーザー向けの「データ閲覧・取得用」と、道路管理者・受託業者向けの「データ登録用」の2種類があります。閲覧・取得用APIのキーと接続URLは、閲覧・取得申請のあと、登録完了メールで通知されます。

共通(基礎DB)

API基本仕様書(データ閲覧・取得用)PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/view/api_specification.pdf

トンネルDB

道路橋DB

道路橋DBのAPI(定期点検データ用、77条調査データ用など)の仕様や変更は、橋梁調査会のお知らせで案内されています。2024年8月からは、単位時間あたりのリクエスト回数に制限が設けられています。

道路橋DB(お知らせ・API仕様書の案内)WEBhttps://www.jbec.or.jp/database/
他のDBのパラメータは?

公式の案内では、基礎DB以外のパラメータ一覧は「各DBでご確認ください」とされています。見つからない場合は、各施設DBの窓口(第5回)に問い合わせてください。

参照した公式情報(2026年10月28日確認)