宮崎県の電子納品のやり方|工事完成図書の電子納品試行要領・運用マニュアル(令和3年5月)・SFC形式・宮崎県電子納品チェッカー ver.24 | 電子納品サポート

宮崎県の電子納品のやり方|工事完成図書の電子納品試行要領・運用マニュアル(令和3年5月)・SFC形式・宮崎県電子納品チェッカー ver.24

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受注者向け 実務ガイド

宮崎県の電子納品のやり方
宮崎県電子納品チェッカーとSFC形式

宮崎県県土整備部の工事は、国土交通省の要領をもとに、県の「工事完成図書の電子納品試行要領」と「運用マニュアル」で電子納品します。フォルダやファイル名は国交省どおりですが、チェックは県独自の宮崎県電子納品チェッカー、CADはSXF(SFC)、工事番号やラベルの書き方に県の決まりがあります。

2026年11月6日に、宮崎県の「建設工事における工事写真及び工事完成図の電子納品の試行について」「宮崎県電子納品チェッカーのダウンロード」「宮崎県の業務委託における電子納品について」の各ページと、工事完成図書の電子納品試行要領・運用マニュアル(いずれも令和3年5月1日一部改正)の本文で確認しました。環境森林部・農政水産部の工事は別の要領です。宮崎市など市町村は別のルールです。

このページでわかること

  • 電子納品の対象工事と、着手前の協議
  • 準拠する国土交通省の要領の年版
  • 工事番号・写真・CADの県の決まり
  • 宮崎県電子納品チェッカーの入手と使い方
  • CD-Rとラベル、電子検査、問い合わせ先、提出前チェック
先に結論
  • 県土整備部の工事は令和3年5月1日から、全ての工事(営繕を除く)が試行の対象。対象かどうかは入札公告・特記仕様書に書かれ、契約後の受発注者協議で実施を決めます。対象は工事写真・工事完成図・工事帳票です。
  • フォルダとファイル名は国交省の要領どおり。ただし準拠する版は工事完成図書の電子納品等要領 令和2年3月、CAD製図基準 平成29年3月などです。
  • CADはSXF(SFC)形式。チェックは宮崎県電子納品チェッカー(2025年3月版 ver.24)でエラーをなくします。
  • 媒体はCD-Rを2部(多いときは協議でDVD-R)。ラベルは直接印刷か油性ペンで、シールを貼るのは禁止です。

対象工事と着手前の協議

  1. 受注者

    入札公告・特記仕様書で対象かを確かめる

    対象工事は公告(指名通知)と特記仕様書に「電子納品等の対象工事」と書かれます。緊急施行の工事など電子納品が難しい工事は対象外です。書かれていない工事でも、発注者が同意すれば電子納品できます(着手前に協議)。

  2. 受注者

    着手前に、提出と納品の方法を協議する

    工事書類と工事完成図書をどう出すかを発注者と協議します。電子納品をしない場合は、できない理由を示して着手前に協議します。

  3. 発注者

    電子納品の工事は電子検査

    電子納品対象工事の検査は電子検査で行います(中間検査も電子媒体のデータで)。

準拠する国の要領と県の決まり

項目宮崎県の決まり(運用マニュアル)
適用する国交省の要領工事完成図書の電子納品等要領(令和2年3月)、CAD製図基準(平成29年3月)、デジタル写真管理情報基準(令和2年3月)、電子納品等運用ガイドライン【土木工事編】(令和2年3月)。電気通信・機械設備はそれぞれの編(平成31年3月・平成29年3月)、港湾空港関係は国の港湾空港のガイドライン(令和2年3月)
フォルダとファイル名国交省の要領どおり
工事番号コリンズの「設計書コード」の左から8文字のうち、ハイフンを除いた7文字を半角英数字で書く(例:H25-1234-28100-28001 → H251234)。コリンズに登録しない工事は発注者に確認
工事写真県の写真管理基準(平成22年7月)の撮影箇所一覧表にある写真(提出頻度が「不要」の物を除く)。デジタル写真管理情報基準どおりに整理(基準中の「写真管理基準」は県の写真管理基準と読み替え)。中間・完成の検査写真は電子媒体には入れない
CADSXF(SFC)形式。線の太さは任意。文字はTrueTypeフォント(「MSゴシック」推奨)
借りた図面のチェック発注者から図面を借りたら、宮崎県電子納品チェッカーでチェックし、結果を工事打合簿で監督員に報告

P21で作った図面は、SXF対応CADでSFC形式に保存し直します(SXFの違いと変換のやり方)。

宮崎県電子納品チェッカーの入手と使い方

  1. 受注者

    県のダウンロードページから最新版を入れる

    「電子納品チェッカー2025年3月版(ver.24)」(ZIP、約100MB)。Windows 11に対応するよう直した版です。宮崎県が発注する業務委託と建設工事の受注者が使えます。過去の改訂履歴もページにあります。

  2. 受注者

    電子納品する前にチェックし、エラーをなくす

    入力項目(必須項目、文字数、使える文字)などを確かめます。国交省のチェックシステムではなく、このチェッカーでエラーを解消するよう運用マニュアルに書かれています。

  3. 受注者

    ウイルスチェックをする

    ソフトの指定はなく、最新の定義データに更新した物を使います。発注者も納品された媒体をチェックします。

CD-Rとラベル・ケース

項目決まり
媒体CD-Rを2部(Joliet)。枚数が多くなるときは協議のうえDVD-R(UDF Bridge)も使える
ラベルの書き方直接印刷か油性フェルトペン。印刷したシールを貼るのは禁止
ラベルの項目発注NO.(コリンズ設計書コードの左から8文字、例 H25-1234)、工事名称、作成年月(工事完成時)、発注者名、受注者名、何枚目/全体枚数、ウイルスチェックの情報(ソフト名・定義年月日・チェック年月日)、フォーマット形式(Joliet/UDF Bridge)
ケースプラスチックケースか、A4ファイルに綴じられるケース

電子検査と保管

  • 電子検査に使う機器と閲覧ソフトは、原則として受注者が用意します(協議で発注者が用意することもある)。機器の操作は原則として発注者が行います。
  • 完成検査で直す所があれば、直した電子成果品をすぐに納め直します。
  • 発注者は2部のうち1部を工事完成図書と一緒に、もう1部を発注機関・年度ごとに台帳で整理して保管します(保管期限は原則5年)。
業務委託の場合

設計・測量・地質調査などの業務は「宮崎県電子納品ガイドライン【業務編】」(令和3年3月、令和3年4月1日以降の公告・指名通知から適用)を使います。国(国交省・農水省)の要領に準拠しつつ、県独自の運用と留意点を定めた物です。事前協議チェックシートも同じページにあります。

問い合わせ先

  • 宮崎県 県土整備部 技術企画課(電話 0985-26-7178)。工事の電子納品の試行ページに記載の窓口です。
  • 要領・マニュアルに書かれていない事項は、発注者と受注者の協議で決めます。

提出前チェックリスト

  • 公告・特記仕様書で電子納品の対象かを確かめ、着手前に提出・納品の方法を協議した
  • 作成ソフトで国交省の令和2年3月版などを選び、フォルダ・ファイル名は国交省どおりにした
  • 工事番号を設計書コードから7文字(例 H251234)で書いた
  • 写真は県の写真管理基準の対象だけを入れ、検査写真を電子媒体に入れていない
  • 完成図がSXF(SFC)で、文字はTrueTypeフォントになっている
  • 宮崎県電子納品チェッカー(2025年3月版 ver.24)でエラーをなくした
  • ウイルスチェックをした
  • CD-R 2部、ラベルは直接印刷か油性ペン(シール不可)、ケースに入れた
  • 電子検査の機器と閲覧ソフトの準備を監督員と確かめた

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参照した公式情報(2026年11月6日確認)