兵庫県の電子納品のやり方
運用指針(案)第7版・チェッカー・オンライン電子納品
兵庫県土木部の工事は、国土交通省の要領を補う県の「工事完成図書の電子納品に関する運用指針(案)」で電子納品します。準拠する国の要領は平成31年3月版、CADはSFC形式、台帳は県独自のDAITYOフォルダ、提出はCD-Rではなくオンライン電子納品、と国交省の最新のやり方とはちがう所があります。
このページでわかること
- 使う運用指針と、準拠する国の要領の版
- 必ず電子にする「必須書類」と、協議で決める「協議書類」
- 国土交通省のやり方とのちがい(SFC、DAITYO)
- 兵庫県電子納品チェッカーとオンライン電子納品の流れ
- 問い合わせ先と提出前チェック
- 工事は「工事完成図書の電子納品に関する運用指針(案)第7版」(令和5年10月)。設計図書の単価適用年月日が令和5年10月以降の工事に適用します。
- 電子納品作成ソフトでは国の要領「平成31年3月版」を選び、工事管理項目の適用要領基準は「土木201903-01」と書きます。
- 完成図はSFC形式(ver.2以上)が基本。台帳は県独自のDAITYOフォルダに入れ、REGISTERフォルダは作りません。
- 提出はオンライン電子納品システムで電子納品保管管理システムに登録します。CD-Rは原則作りません。登録の前に兵庫県電子納品チェッカーでエラーをなくします。
電子納品の全体の流れ(指針 図2-1)
- 受注者・発注者
着手時に事前協議し、チェックシートを作って出す
兵庫県電子施工管理システム(情報共有システム)への登録は必須です。
- 受注者
工事中に電子データを作り、整理・保存する
施工中の書類のやり取りは電子施工管理システムで行います。
- 受注者
ファイル名を変え、管理情報を登録し、ウイルスチェックをする
- 受注者
兵庫県電子納品チェッカーでデータをチェックする
- 受注者
オンライン登録(仮登録)を申請する
- 発注者
仮登録の内容を確認し、工事検査で本登録の合否を決める
- 発注者
電子納品保管管理システムに本登録する
電子成果品の原本は、受注者がオンライン電子納品システムで保管管理システムに登録した物です。
必須書類と協議書類
工事完成図書を「必須書類」(必ず電子納品)と「協議書類」(事前協議で電子か紙のどちらか一方)に分けます。検査のときも含め、電子と紙の二重提出はしません(協議した場合を除き、紙は最低限)。
| 必須書類 | 協議書類 |
|---|---|
| 工事写真(県の写真管理基準(案)で提出を求める写真)、発注図面(電子データが提供された場合のみ)、完成図面(最終の設計変更図面を含む)、施設台帳データ(対象の場合のみ)、工事打合簿・工事履行報告書・段階確認・立会願・特記仕様書(電子化が難しい資料は不要) | 施工計画書、材料承諾願、出来形・品質管理に関する書類、電気通信・機械設備に関する書類、必須以外の工事写真(紙でも電子でも可)。電子データがある物は電子納品に努める |
国土交通省のやり方とのちがい
| 項目 | 兵庫県(運用指針(案)第7版) | 国土交通省(令和8年4月以降の契約) |
|---|---|---|
| 準拠する国の要領 | 平成31年3月版(土木201903-01、電気201903-01、機械201903-01) | 令和8年2月版(土木202602-01) |
| 完成図のCAD | SFC形式(ver.2以上)が基本 | SXF(P21)、P2Zも可 |
| 台帳 | DAITYOフォルダ(県独自、「施設台帳等作成の手引き」に従って作る)。REGISTERは作らない | REGISTERフォルダ |
| CADのエラー | チェックでエラーが出ても、OCFのSXF確認機能検定に合格したビューアで表示に問題がなければ直さない | エラーを解消 |
| チェック | 兵庫県電子納品チェッカー | 電子納品チェックシステム |
| 提出 | オンライン電子納品システム(CD-Rは原則作らない) | 電子媒体またはオンライン |
| 写真の画素数 | 100万画素を標準 | 100〜300万画素程度 |
フォルダ構成のポイント
- ルート直下に PHOTO、DRAWINGS、DRAWINGF、DAITYO、PLAN、MEET、BORING、OTHRS、ICON と工事管理ファイルを置きます(使わないフォルダは作らない)。
- DAITYOフォルダは電子納品作成ソフトでは自動で作られません。「施設台帳等作成の手引き」に従って作った DAITYO フォルダをルート直下に入れ、工事管理項目の基本情報には書きません。
- PLAN・MEET・OTHRS の下に ORG サブフォルダを置きます。複数のサブフォルダ(ORGnnn)を置けるのは OTHRS だけで、OTHRS 以外は ORG の中で階層分けをしません。
- DTD・XML・XSL は、選んだ国の要領(平成31年3月版)に対応した物で作ります。
CAD製図基準どおりに作った図面を、SXF対応CADでSFC形式(ver.2以上)で保存します。P21で作った図面の変換はSXFの違いと変換のやり方を見てください。
兵庫県電子納品チェッカーとオンライン電子納品の手順
操作手順マニュアル(受注者編)の流れを、受注者の作業に絞ってまとめました。画面の細かい操作はマニュアルで確かめてください。
- 受注者
電子成果品を作り、チェッカーを入手する
電子成果品作成ソフトで成果品を作り、「兵庫県土木部・農林水産部電子納品チェッカー」をダウンロードします(土木部・農林水産部の工事・業務の受注者が使える)。
- 受注者
INDEX_*.XML を選んでチェックし、エラーをなくす
チェックが終わると「オンライン電子納品を行いますか」と表示され、そのまま仮申請に進めます。
- 受注者
仮申請する
兵庫県電子施工管理システムのログインIDとパスワードを入れ、案件のチームを選びます。受注者と発注者のメールアドレスが正しいかを必ず確かめてから「仮申請」を押します。
- 受注者
メールの登録申請パスワードで登録申請する
仮申請受付・登録申請メールが届いたら、10分以内にメールの登録申請パスワードを入れて登録申請します。10分を過ぎたら仮申請からやり直しです。メールが届かないときは、アドレスの誤りや迷惑メール扱いを疑います。
- 受注者
アップロードし、登録完了と合格のメールを確かめる
発注者が申請内容を確認し、登録の許諾と合否を判断します。進み具合は通知メールのリンクから確かめられます。
問い合わせ先
- 兵庫県 土木部 契約管理課 入札制度班 技術情報担当(電話 078-341-7711 代表 内線4339、電子メール keiyakukanri@pref.hyogo.lg.jp)。運用指針(案)第7版に記載の窓口です。
- オンライン電子納品の操作は、操作手順マニュアルの「お問い合わせ先」を確かめます。
- 案件の協議書類の扱いは、着手時に監督職員と協議します。
提出前チェックリスト
- 単価適用年月日から、運用指針(案)第7版の対象と確かめた
- 作成ソフトで国の要領「平成31年3月版」を選び、適用要領基準が「土木201903-01」になっている
- 事前協議チェックシートで、協議書類を電子か紙のどちらかに決めた(二重提出しない)
- 完成図がSFC形式(ver.2以上)でDRAWINGFに入っている
- 台帳は「施設台帳等作成の手引き」どおりにDAITYOフォルダへ入れ、REGISTERは作っていない
- 写真は100万画素を標準にした
- 兵庫県電子納品チェッカーでエラーがない
- 電子施工管理システムのIDとパスワード、受発注者のメールアドレスを確かめた
- 仮申請→10分以内の登録申請→アップロードまで進め、登録完了のメールを確かめた
あわせて読みたい
- 兵庫県 電子納品(運用指針・事前協議チェックシート・オンライン電子納品マニュアル) https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks03/wd04_000000007.html
- 兵庫県 工事完成図書の電子納品に関する運用指針(案) 第7版 令和5年10月(1、2.1、3.1〜3.5、図面ファイルの取り扱い、電子施工管理システム、問い合わせ連絡先) https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks03/documents/unyour05.pdf
- 兵庫県オンライン電子納品 操作手順マニュアル(受注者編) https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks03/documents/online01.pdf
- 兵庫県土木部・農林水産部電子納品チェッカー https://www.cals.pref.hyogo.jp/hy/help/hyogo/checker/checker.html
