V-nas Clair コマンドリファレンス【32】変形(寸法操作・包絡処理) | 電子納品サポート

V-nas Clair コマンドリファレンス【32】変形(寸法操作・包絡処理)

※当サイトにはアフリエイト広告が含まれています。

変形

寸法操作

標準寸法

『変形-寸法操作-標準寸法』

機能

標準寸法に対し、指示した点を寸法値の変更にしたがって変形移動します。

操作方法

1.移動する点を選択してください(右クリックで終了します)。【既存点選択モード】

2.標準寸法を指示してください。【単要素選択モード】

3.寸法値を入力してください。【距離入力モード】

弧長寸法

『変形-寸法操作-弧長寸法』

機能

弧長寸法値の変更に伴い、関連する要素を変形移動します。

操作方法

1.弧長寸法を指示してください。【単要素選択モード】

2.移動点を指示してください(右クリックで終了します)。【既存点選択モード】

3.寸法値を入力してください。【距離入力モード】

ヒント

  • 円弧の始点,終点を移動点として選択した場合、両端点は均等に変形します。
  • 寸法線の立上げ点も移動点として選択します。

半径寸法

『変形-寸法操作-半径寸法』

機能

半径寸法値の変更に伴い、関連する要素を変形移動します。

操作方法

1.半径寸法を指示してください。【単要素選択モード】

2.寸法値を入力してください。【距離入力モード】

ヒント

  • 円弧の開始角,終了角を保持します。

直径寸法

『変形-寸法操作-直径寸法』

機能

直径寸法値の変更に伴い、関連する要素(円,円弧)を変形します。

操作方法

1.直径寸法を指示してください。【単要素選択モード】

2.円または円弧を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

3.寸法値を入力してください。【距離入力モード】

ヒント

  • 円,円弧以外の要素を選択することはできません。
  • いずれの要素も中心点を基準に半径を変更します。

角度寸法

『変形-寸法操作-角度寸法』

機能

角度寸法値の変更に伴い、関連する要素を変形移動します。

操作方法

1.角度寸法を指示してください。【単要素選択モード】

2.移動する点を指示してください(右クリックで終了します)。【既存点選択モード】

3.角度を入力してください。【角度入力モード】

ヒント

  • 角度寸法線の計測点を移動点として選択しないと、角度寸法線が変更されずに元の位置に残ってしまいます。
  • 角度寸法の始点,終点を移動点として選択した場合、両端点は均等に変形します。

勾配寸法

『変形-寸法操作-勾配寸法』

機能

勾配寸法値の変更に伴い、関連する要素を変形移動します。

操作方法

1.勾配寸法を指示してください。【単要素選択モード】

2.固定する点を指示してください。【既存点選択モード】

3.移動する点を指示してください(右クリックで終了します)。【既存点選択モード】

4.勾配を入力してください。【角度入力モード】

ヒント

  • 矢印勾配寸法の元の角度が、45度~135度,225度~315度の場合は、水平方向に変形移動します。(それ以外の角度範囲の場合は、垂直方向に変形移動します。)

座標寸法

『変形-寸法操作-座標寸法』

機能

座標寸法値の変更に伴い、関連する要素を変形移動します。

操作方法

1.座標寸法を指示してください。【単要素選択モード】

2.移動する点を選択してください(右クリックで終了します)。【既存点選択モード】

座標寸法の表現タイプがタイプ2の場合

3.水平方向の距離を入力してください。【距離入力モード】

座標寸法の表現タイプがタイプ3の場合

3.垂直方向の距離を入力してください。【距離入力モード】

座標寸法の表現タイプがタイプ6の場合

3.寸法値を入力してください。【距離入力モード】

座標寸法の表現タイプが上記以外の場合

3.座標を指示してください。【座標指示モード】

包絡処理

2点指示

『変形-包絡処理-2点指示』

機能

指示した範囲内の要素を包絡処理します。

操作方法

1.矩形始点を指示してください。【座標指示モード】

2.矩形終点を指示してください。【座標指示モード】

ヒント

  • 包絡処理の対象となる要素は線分,ポリライン,円弧となります。
  • 一度に選択できる要素は100個以内となります。
  • 範囲内に延長交点が含まれていない場合は処理を行いません。
  • ポリラインは包絡すると分解されます。
  • 端点タイプの設定は、包絡処理で要素が切断される場合は設定が保持されず、要素が伸縮する場合は設定が保持されます。
  • 『設定-その他』コマンドの「属性毎に包絡処理を実行する」チェックがONの場合、属性(スケール,レイヤ,色,線種,線幅)の異なる要素同士で包絡されなくなります。※囲い方によって包絡結果が異なりますので、意図しない結果になった場合は『編集-アンドゥ』コマンドで元の図形に戻して範囲指定をやり直してください。

3点指示

『変形-包絡処理-3点指示』

機能

指示した範囲内の要素を包絡処理します。

操作方法

1.1点目を指示してください。【座標指示モード】

2.2点目を指示してください。【座標指示モード】

3.3点目を指示してください。【座標指示モード】

ヒント

  • 包絡処理の対象となる要素は線分,ポリライン,円弧となります。
  • 一度に選択できる要素は100個以内となります。
  • 範囲内に延長交点が含まれていない場合は処理を行いません。
  • ポリラインは包絡すると分解されます。
  • 端点タイプの設定は、包絡処理で要素が切断される場合は設定が保持されず、要素が伸縮する場合は設定が保持されます。
  • 『設定-その他』コマンドの「属性毎に包絡処理を実行する」チェックがONの場合、属性(スケール,レイヤ,色,線種,線幅)の異なる要素同士で包絡されなくなります。※囲い方によって包絡結果が異なりますので、意図しない結果になった場合は『編集-アンドゥ』コマンドで元の図形に戻して範囲指定をやり直してください。