【実務ガイド②】全国道路施設点検データベース データ登録申請の手順|受託業者・道路管理者のID取得から完了申請・支払いまで | 電子納品サポート

【実務ガイド②】全国道路施設点検データベース データ登録申請の手順|受託業者・道路管理者のID取得から完了申請・支払いまで

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実務ガイド 第2回 / 全5回

データ登録申請の手順
ID取得 → 登録 → 完了申請 → 支払い

受託業者と道路管理者で、申請の方法も提出先も違います。自分のパートだけ読めばOKです。

2026年10月28日時点の公式資料(令和8年度版の様式・料金表)にもとづいています。

申請の前に:2026年10月26日のお知らせ

日本みち研究所から「当所HPは再開したが、点検DBに係るページは確認中のため、DB申請関係は以下に問い合わせを」と案内されています(記事作成時点)。申請ページが開けない・様子がおかしいときは、無理に進めず road_structures_db★rirs.or.jp(★を@に置き換え)へ問い合わせてください。

共通:登録する前に必ず必要なこと

システムにログインしてデータを登録する場合も、データ登録用APIで登録する場合も、次の2つが必要です。

  • 「データ登録」に関する利用規約とプライバシーポリシーに同意する
  • データ登録申請を行い、登録用ID・パスワードを発行してもらう
データ登録の案内ページ(申請の入口)WEBhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/entry/info.php
データ登録に関する利用規約PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/entry/touroku_kiyaku.pdf2026年4月1日改定。令和8年度の登録料金表は別紙1として追加されています。

受託業者の手順(点検・調査業務など)

受託業者はWEB申請システムから申請します(2024年6月27日からWEB化)。登録用IDは1業務につき1つ発行されます。

データ登録の流れ【受託業者】(公式フロー図)PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/entry/touroku_flow_tenken.pdf以下のステップはこのフロー図に沿っています。手元に開いておくと安心です。

準備しておくもの

  • 業務の契約情報(業務名、工期、発注者など)
  • 登録する施設のリスト(作り方は下の「施設リスト作成マニュアル」)
  • 連絡用メールアドレス(部署の共通アドレスでもよい)
  • グローバルIPアドレスまたはドメイン名(API接続の認証に使う。APIを使わない場合も入力が必要)
  • 令和8年度の登録料金表で、登録数量と金額の見込みを確認(見積書は発行されません)

ステップ

  1. WEB申請をするあなた

    WEB申請システムを開き、画面の案内に沿って入力・送信します。

    データ登録申請(WEB申請システム)WEBhttps://road-structures-db-reception.mlit.go.jp/公式フロー図に記載されている申請用URLです。2026年10月28日の確認時点では接続できない状態でした。開けない場合は、ページ上部のお知らせのとおり road_structures_db★rirs.or.jp へ問い合わせてください。
  2. 「申請情報修正用ID・PW」のメールを保管する自動送信

    【登録申請受付】申請情報修正用ID・PW の通知ファイルをお送りします

    このID・PWは、最後の「登録完了申請」で使います。登録用IDとは別物なので、なくさないように保管してください。

  3. 申請内容の確認メールを受け取る日本みち研究所

    【登録申請内容確認】申請内容を確認しました
  4. 登録用ID・パスワードを受け取る日本みち研究所

    通知ファイルと、その解凍パスワードが2通に分かれて届きます。

    【登録用ID・PW 通知】登録用ID とパスワードの通知ファイルをお送りします 【登録用ID・PW 通知】通知ファイルの解凍パスワードをお知らせします

    公式FAQでは、申請からアカウント発行まで5営業日程度とされています。年度末などの繁忙期はさらに時間がかかることがあるため、余裕を持って申請しましょう。

  5. 各施設DBにデータを登録するあなた

    ログイン画面 https://road-structures-db.mlit.go.jp/ から入り、施設ごとのマニュアルに沿って登録します。マニュアルのURLは第5回のマニュアル一覧にまとめています。

  6. 登録完了申請をするあなた

    ステップ2の「申請情報修正用ID・PW」でログインして申請します。

    完了申請が要る?要らない?
    • すべての施設で77条調査データだけを登録した場合 → 不要
    • 詳細情報を登録した場合 → 有料・無料に関わらず必要

    WEBでエラーになって申請できないときは、Excelフォームを db_touroku_kanryo★rirs.or.jp へ送ります(★を@に置き換え。申請時の窓口とはアドレスが違います)。フォームはIDを発行した年度のものを使ってください。年度によって適用される料金が違うためです。

  7. 完了報告の受領メールを受け取る日本みち研究所

    全国道路施設点検データベース:完了報告を受領しました。

    このあと各施設DBの団体が登録数量を確認します。数量が違う場合は、各施設DBから個別に連絡があります。

  8. 電子請求書を受け取る日本みち研究所

    すべての施設DBで数量の確認が終わると、請求書の担当者宛てに「BtoBプラットフォーム請求書」から招待メールが届きます。

    【一般財団法人日本みち研究所より】請求書の電子化についてのご案内

    送信元は post-master@infomart.co.jp です。迷惑メールフォルダも確認してください。電子請求書を受け取れない場合は、完了申請のときにその旨を伝えます。

  9. 登録料を振り込むあなた

    銀行振込で支払います。振込先は請求書の【備考欄】に書かれています。

受託業者がつまずきやすいポイント(公式FAQより)

こんなとき答え
工期が終わったら
IDは使える?
登録用IDの有効期限は「工期終了日+30日」です。それより延ばしたい場合は、発注者と協議して工期を延ばし変更申請するなどの対応が必要です。
JV(共同体)の場合JVとして1つの申請にします。法人番号は代表者のものを書きます。
下請け(協力会社)に
登録させたい
下請け会社へのID発行はできません。IDを第三者に使わせることも規約で禁止されています。元請けが申請して登録します。
複数年度にわたる業務申請は複数年分でも1年ごとでも可(1年ごとの場合はIDが毎回変わります)。道路橋・トンネル・土工・舗装DBは年度ごとに完了報告が必要です。舗装DBは途中年度を数量「0」で報告し、最終年度に途中年度分も含めた全数量を報告します。道路附属物DBはどちらでも構いません。
適用される料金は
いつのもの?
ログイン情報(ID等)の発行日の年度の料金が、ID有効期限まで適用されます。
見積書・完了証明書どちらも発行されません。金額は申請時の数量と料金表で確認します。
WEB申請ができない案内ページから申請フォーム(Excel)をダウンロードして入力し、road_structures_db★rirs.or.jp へ添付して送ります。
招待メールが届かないdb_touroku_kanryo★rirs.or.jp へ連絡すると再送してもらえます。完了フォームに書いたメールアドレスの誤記が原因のことが多いそうです。
道路橋の跨線部など
協定による委託点検
データ登録は1橋につき1者です。多くの場合、委託点検のデータはDBに登録せず、道路管理者へDVD等で納品します。詳しくは下の「道路橋DBの登録に係る留意点」を確認してください。
道路橋DBの登録に係る留意点(課金の考え方・作業分担)PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/entry/attention_bridge.pdf道路橋DBは1橋につき1つのデータセットで保管されます。あとから登録すると、それまでのデータは上書きされるので注意してください。

道路管理者の手順

道路管理者はExcelの申請フォームをメールで送る方式です。無料分だけ登録するのか、有料の詳細データも登録するのかで流れが変わります。

データ登録の流れ【道路管理者】(公式フロー図)PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/entry/touroku_flow_kanrisha.pdf

パターン1:はじめて登録用IDを申請する

  1. 申請フォーム(令和8年度版)をダウンロードするあなた

    データ登録申請フォーム(R8・道路管理者用)Excelhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/excel/entry/shinsei_p2_R8.xlsx
    • フォーム1:無料分だけの登録でも必ず記入
    • フォーム2:詳細情報(有料)を登録する場合に記入
  2. ファイル名を付けてメールで送るあなた

    ファイル名は 【R8登録申請_団体コード_団体名】 にします。拡張子は .xlsx のまま、PDFなどに変換せずに添付してください。

    送付先:road_structures_db★rirs.or.jp(★を@に置き換え)

  3. ユーザ登録完了メールを受け取る日本みち研究所

    ID、パスワード、APIキーが届いたら登録を始められます。無料分だけの登録なら、登録完了報告は不要です。

パターン2:すでにIDがある(毎年度の更新)

登録用IDは毎年度の更新が必要です

道路管理者の登録用ID(77条調査分)のサービス利用期間は毎年度4月30日までです。申請内容が変わらなくても、毎年度更新してください。
※閲覧・取得用ID(77条調査分)は更新不要です。

令和8年度 登録用ID利用受付フォーム(更新用)Excelhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/excel/entry/R8_koushin_p2.xlsxファイル名は【団体コード_団体名】にして、road_structures_db★rirs.or.jp へ送ります。

パターン3:有料の詳細データも登録する

  1. 申請フォームのフォーム2に、対象工種と数量を記入して申請する

    内容が変わったら、変更申請フォームを適宜送ります。

  2. ID・パスワード・APIキーを受け取り、データを登録する

  3. データ登録完了報告フォームをメールで送る

    送付先:db_touroku_kanryo★rirs.or.jp

  4. 各施設DBの数量確認 → 請求書の発行 → 銀行振込

    振込先は請求書に書かれています。

道路管理者のよくある疑問
  • データ登録は必須? 77条調査データは、国土交通省から毎年度出される依頼に従って登録します。
  • 登録期限は? システムとしての期限はありません。国土交通省から示される期限に従ってください。
  • 出先機関(土木事務所など)にもIDが欲しい 申請フォームに、アカウントを発行する組織の情報を書いて申請します。
  • 受託業者が登録したデータを直したい 委託業者が登録した施設の修正は無料です。

データ登録料金(令和8年度・2026年4月1日以降)

データ登録料金表(令和8年度)PDFhttps://www.rirs.or.jp/tenken-db/pdf/entry/touroku_ryoukin_R8.pdf2026年3月18日公開。舗装DBの登録料が変更されています。正式な金額は必ずこのPDFで確認してください。

料金表から、定期点検時の主な登録料を抜き出しました(税込。カッコ内は税抜)。77条調査データの登録は無料で、ここに載っているのはそれ以外の詳細なデータの登録料です。

DB区分登録料(定期点検時)
道路橋橋長15m未満2,970円/橋 (2,700円)
15~100m未満6,600円/橋 (6,000円)
100~200m未満15,620円/橋 (14,200円)
200m以上34,760円/橋 (31,600円)
トンネル延長500m未満27,500円/本 (25,000円)
500~1,000m未満55,000円/本 (50,000円)
1,000~3,000m未満82,500円/本 (75,000円)
3,000m以上110,000円/本 (100,000円)
道路附属物横断歩道橋6,380円/施設 (5,800円)
門型標識等2,750円/施設 (2,500円)
小規模附属物319円/施設 (290円)
舗装点検結果2,750円/車線・km (2,500円)
土工シェッド・大型カルバート11,000円/箇所 (10,000円)
特定土工5,500円/箇所 (5,000円)
防災点検4,576円/箇所・回 (4,160円)
  • 附属物(横断歩道橋)と舗装(点検結果)は、R3年度以前のデータを登録する場合は無料です。
  • 防災点検は、同じ施設を複数回(春・秋・豪雨後など)点検する場合は延べ点検回数で数えます。
  • 第三者被害予防措置、塩害特定点検、詳細調査、点検支援技術のデータは、定期点検と同時に行った場合でも定期点検とは別に登録料がかかります。
  • 工事(新設・修繕)の登録料は第3回にまとめています。
参照した公式情報(2026年10月28日確認)