V-FIELD コマンドリファレンス(V-nasシリーズ操作解説書)【15】 3章 コマンド『線形』4 計算 | 電子納品サポート

V-FIELD コマンドリファレンス(V-nasシリーズ操作解説書)【15】 3章 コマンド『線形』4 計算

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3章 コマンド『線形』

4 計算

4-1 計算書作成

『線形-計算-計算書作成』

機能
【計算書出力:ダイアログ】の各種タブで設定した計算書を出力します。
計算表と同様の形式でCSVファイルを作成します。

操作方法
1.【計算書出力:ダイアログ】において計算書タイトルを入力します。
2.各種タブの設定を行います。
3.CSVファイルを出力する場合は、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックを入れます。
4.[計算書出力]ボタンを押し、【名前を付けて保存:ダイアログ】により計算書ファイル名を入力します。

説明
各種タブにおいて、計算書出力を行うチェックボックスにチェックをいれた計算書が、1つのファイルにまとめて作成されます。また、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックをいれるとCSVファイルが作成されます。
各種タブにおいて曲線を選択後、全出力ボタンを実行すると、曲線が選択されているタブの計算書出力を行うチェックボックスが、すべてONになります。全出力解除ボタンを実行すると、すべてのタブで計算書出力を行うチェックボックスをOFFにすることができます。

ヒント
計算書出力はS-VIEWにて行います。
計算書を出力する際はS-VIEWであらかじめ用紙のマージンを設定する必要があります。設定方法は『設定-ページ設定』・【マージン:タブ】にて行います。なお、各設定値は以下のとおりです。
※マージン値を変更すると計算書が正常に印刷されない場合があります。
CSV出力はCSV形式(カンマ区切りのデータ)になっていますので、表計算アプリケーションで確認することが可能です。
CSVファイル名(計算書ファイル名_表タイトル)は以下の表のようになります。

◆ 名前をつけて保存:ダイアログ

計算書を保存するフォルダの指定、ファイル名の入力を行います。

説明
1.保存する場所(フォルダ)を選択します。
2.ファイル名を入力します。
3.[保存]ボタンで終了します。

◆ 主要点:タブ

機能
主要点計算書の設定を行います。

説明
1.主要点計算書の出力を行う場合は、計算書出力を行うチェックボックスにチェックを入れます。
2.曲線番号で指定か、グループで指定かを選択します。
3.指定された中から、計算を行う曲線を選択します。複数選択する場合で、範囲を選択する場合はShiftキーを押しながら、1つずつ選択する場合はCtrlキーを押しながら行います。すべて選択する場合は[全選択]ボタンを、選択をすべて解除する場合には[全解除]ボタンを押します。
4.CSVファイルを出力する場合は、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックを入れます。
5.単円IPのSP点を出力する場合は、[単円のIPの場合、SP点を出力する]チェックボックスにチェックを入れます。

ヒント
曲線の複数選択が可能です。

◆ IP点:タブ

機能
IP点計算書の設定を行います。

説明
1.IP点計算書の出力を行う場合は、計算書出力を行うチェックボックスにチェックを入れます。
2.曲線番号で指定か、グループで指定かを選択します。
3.指定された中から、計算を行う曲線を選択します。複数選択する場合で、範囲を選択する場合はShiftキーを押しながら、1つずつ選択する場合はCtrlキーを押しながら行います。すべて選択する場合は[全選択]ボタンを、選択をすべて解除する場合には[全解除]ボタンを押します。
4.CSVファイルを出力する場合は、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックを入れます。
5.単円IPのSP点を出力する場合は、[単円のIPの場合、SP点を出力する]チェックボックスにチェックを入れます。

ヒント
曲線の複数選択が可能です。

◆ 曲線要素:タブ

機能
曲線要素計算書の設定を行います。

説明
1.曲線要素計算書の出力を行う場合は、計算書書出力を行うチェックボックスにチェックを入れます。
2.曲線番号で指定か、グループで指定かを選択します。
3.指定された中から、計算を行う曲線を選択します。複数選択する場合で、範囲を選択する場合はShiftキーを押しながら、1つずつ選択する場合はCtrlキーを押しながら行います。すべて選択する場合は[全選択]ボタンを、選択をすべて解除する場合には[全解除]ボタンを押します。
4.CSVファイルを出力する場合は、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックを入れます。
5.単円IPのSP点を出力する場合は、[単円のIPの場合、SP点を出力する]チェックボックスにチェックを入れます。

ヒント
曲線の複数選択が可能です。

◆ 中間点:タブ

機能
中間点計算書の設定を行います。

説明
1.中間点計算書の出力を行う場合は、計算書出力を行うチェックボックスにチェックを入れます。
2.計算を行う曲線を、番号で指定か、グループで指定かを選択します。
3.指定された中から、計算を行う曲線を選択します。複数選択する場合で、範囲を選択する場合はShiftキーを押しながら、1つずつ選択する場合はCtrlキーを押しながら行います。すべて選択する場合は[全選択]ボタンを、選択をすべて解除する場合には[全解除]ボタンを押します。
4.有効範囲を指定するか選択します。選択した場合は開始測点、終了測点を入力します。選択しない場合は全範囲が出力されます。
5.計算間隔を入力します。
6.必要に応じてプラス杭測点を入力します。[測点参照]ボタンで、図面から測点を参照することが出来ます。
7.CSVファイルを出力する場合は、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックを入れます。
8.単円IPのSP点を出力する場合は、[単円のIPの場合、SP点を出力する]チェックボックスにチェックを入れます。

ヒント
曲線の複数選択が可能です。ただし複数選択した場合は範囲指定、プラス杭測点の設定は行えません。

◆ 幅杭:タブ

機能
幅杭計算書の設定を行います。

説明
1.幅杭計算書の出力を行う場合は、計算書出力を行うチェックボックスにチェックを入れます。
2.幅杭を設定した曲線の一覧から、計算を行う対象曲線を指定します。
3.計算書出力桁数と、離れの丸め方法を設定します。
4.計算書出力を行う幅杭を選択します。
5. [SIMAデータエクスポート]・[作図データエクスポート]ボタンで、幅杭位置データファイルを保存します。
6.計算書出力桁数を入力します。
7.CSVファイルを出力する場合は、出力時にCSVファイルを作成するチェックボックスにチェックを入れます。

ヒント
曲線は複数選択が可能です。複数曲線を選択した場合、選択した曲線に設定された全ての幅杭を出力します。
計算書の並び順は、選択した幅杭を追加距離順にソートして出力を行います。起点位置が同じ場合は作図した順でソートを行います。
SIMAデータ出力時は、幅杭マークの作図順に出力を行います。
旧幅杭(Ver.12.01以前で作図した幅杭)データが選択された場合は下図のようなメッセージを表示します。更新をするか、新たに幅杭を作図しないと計算書は出力できません。
最新の形式に変換を行うと名称等は以下のように設定されます。
幅杭名称   :「旧」
幅杭位置   :「旧データに依存」
幅杭線    :「結線する」