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AUTODESK CALS TOOLS (キャルス ツール) 2022 スタートアップガイド【3】ファイルを開く・保存する

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3 ファイルを開く・保存する

ファイルを開く

「ファインダー」ダイアログボックスにてその図面に指定した各種ファイルを読み込みます。

「製図基準テンプレート読み込み設定」アイコンをクリックしてオンにすると、CAD製図基準テンプレートを適用(レイヤを追加)してからファイルを読込みます。初期状態はオンです。

「ファインダー」ダイアログボックスでは、コンピュータの中のフォルダの階層構造と、選択したフォルダの中のファイルやフォルダの一覧を同時に表示できます。

対象ファイル形式はSXF(SFC/P21/SFZ/P2Z)、DWG(DWG/DXF)、JWW(JWW/JWC)、AUTODESK CALS TOOLS(ndc)です。

● ファインダーの基本操作([開く])

クイックアクセスツールバーで アイコンをクリックまたはアプリケーションボタンをクリックし、アプリケーションメニューから[開く]-[開く]をクリックすると、「ファインダー」ダイアログボックスが開きます。

起動時の設定を行っていた場合は、その設定に基づき、新しい図面が開きます。

左側のディレクトリツリー表示と、右側の開いているフォルダ内の表示に分かれています。
左側のディレクトリツリー内のフォルダをクリックすると、右側にそのフォルダ内のフォルダ/ファイルが表示されます。
このとき、Shift キーやCtrl キーを押しながらファイル名をクリックすることにより複数のファイルを選択することができます。
フォルダを開き、同時に下の階層のフォルダを表示するには、ウィンドウの左側のボックスのフォルダをダブルクリックします。

右側のフォルダ内の表示から読み込むファイルをマウスでクリックします。
[開く]または をマウスでクリック、またはファイル名をダブルクリックします。製図画面上に指定した図面が読み込まれます。

・「ファインダー」ダイアログボックス内に、隠しファイル、隠しフォルダは表示されません。
・「製図基準テンプレート読み込み設定」がオンであるかオフであるかによって、読み込み時
の操作は異なります。
次の「各種ファイルの読み込み」を参照してください。

● 各種ファイルの読み込み

SFC/P21ファイルの読込み

「ファインダー」ダイアログボックスでいずれかのファイルを選択し、[開く]をクリックします。
ツールバーメニューの「製図基準テンプレート読み込み設定」アイコンがオフの場合は、以降の作業を行わずに、ファイルを開きます。

・SFC ファイル、P21 ファイルは、CAD データ交換標準SXFVer3.1(Scadec data eXchange
Format の略でCAD データ交換仕様全体を指す)基盤ソフトウェア(sfc 共通ライブラリ、p21
共通ライブラリ)を利用しています。
・sfz、p2z ファイルは、sfc、p21の圧縮形式ファイルです。
詳細は、OCF のホームページを参照してください。(http://www.ocf.or.jp/ )

「外部ファイル設定」ダイアログボックスで「製図基準テンプレート読み込み設定」をオンにしてある場合は、「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスが表示されます。
「責任主体」を左クリックするとドロップダウンリストが表示されますので、いずれかをクリックして選択します。

「省庁-年度の選択」一覧内でマウスを左クリックすると「CAD製図基準テンプレート選択」ダイアログボックスが表示されますので、ツリー表示の中から該当するテンプレートの元となる省庁、年度を選択し、[OK]をクリックします。

「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスに戻ります。
「工種」、「図面種別」一覧内でマウスを左クリックするとそれぞれドロップダウンリストが表示されますので、いずれかをクリックして選択します。

「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスでいずれかのファイルを選択し、[工種一括]をクリックすると、「CAD製図基準テンプレート選択」ダイアログボックスが表示されます。左側のツリー表示から該当するテンプレートを選択すると、右側に図面種類一覧が表示されます。初期状態はすべての図面種類が選択されていますが、「指定する」チェックマークをオンにすると、任意の図面種類を選択することができます。

・非システムフォントは実行時に「保持or 変換」を選択します。(複数ファイルの場合、「適用・すべてに適用」のいずれかを選択します)
・等高線属性がある要素には、属性値の標高値をセットします。

「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスで[OK]をクリックすると、ファイルが開きます。

DWG/DXFファイルの読込み

「ファインダー」ダイアログボックスで、いずれかのDWG/DXFファイルを選択し、[開く]をクリックします。

ツールバーメニューの「製図基準テンプレート読み込み設定」アイコンがオンの場合は、「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスが表示されます。
以降の操作は、「●SFC/P21の読込み」と同様です。

「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスで[OK]または[スキップ]をクリックした場合、「読込み図面選択」ダイアログボックスが表示されます。

「モデル」、「レイアウト」のいずれかのラジオボタンをクリックして選択します。

■モデル

読込範囲を指定する
「読込範囲を指定する」チェックマークをオンにすると「読込み図面選択」ダイアログボックスで[OK]をクリックした後に、「モデル 範囲指定」ダイアログボックスが表示されます。マウスにて始点-終点をクリックすることにより、範囲を指定します。

用紙
「用紙」のドロップダウンリストよりいずれかの用紙を選択します。「Free」を選択した場合のみ「横幅」、「縦幅」入力欄内に任意の大きさを入力することができます。

用紙
「用紙」のドロップダウンリストよりいずれかの用紙を選択します。「Free」を選択した場合のみ「横幅」、「縦幅」入力欄内に任意の大きさを入力することができます。

縮尺を自動計算する
「縮尺を自動計算する」チェックマークをオンにすると縮尺を自動計算して読込みます。チェックマークをオフにすると、「読込み図面選択」ダイアログボックスで[OK]をクリックした後に、次の「倍率設定」ダイアログボックスが表示されます。

モデル空間のデータをレイアウトに読込む際の倍率(縮尺)を入力します。[OK]をクリックすると設定した各種条件でDWG/DXFファイルが読み込まれます。
初期値はオンです。

■レイアウト

「レイアウト」のラジオボタンをクリックした場合、複数のレイアウトを一つの図面内に読むことができます。レイアウト一覧内に表示されているレイアウトのチェックマークをオンにして選択します。
[全選択]、[全解除]をクリックすると、レイアウトの全選択・全解除を行うことができます。

[OK]をクリックすると、選択したファイルが開きます。

JWC/JWWファイルの読込み

本コマンドを起動すると、「ファインダー」ダイアログボックスが表示されます。
いずれかのJWC/JWWファイルを選択し、[開く]をクリックします。
JWC/JWWファイルが開きます。

・JWC 対応バージョン:最終バージョン
・JWW 対応バージョン:2.30、3.00、3.51、4.20、6.00、7.00

ツールバーメニューの「製図基準テンプレート読込み設定」アイコンがオンの場合は、「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスが表示されます。
以降の操作は、「●SFC/P21の読込み」と同様です。

「CAD製図基準テンプレート指定」ダイアログボックスで[OK]または[スキップ]をクリックした場合、ファイルが開きます。

AUTODESK CALS TOOLS ファイルの読込み

「ファインダー」ダイアログボックスで、いずれかのndc ファイルを選択し、[開く]をクリックします。

AUTODESK CALS TOOLS ファイルが開きます。

ファイルを保存する

各種ファイルを保存します。1つずつファイルを保存する方法と、複数の図面ファイルを一括して保存する方法があります。

● ファイルを保存する([名前を付けて保存])

各種ファイルを保存します。

アプリケーションボタンをクリックし、アプリケーションメニューから[名前を付けて保存]をクリックすると、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。いずれかのファイル名を入力します。
「電子納品ファイル名設定なび」チェックマークをオンにすると、電子納品用のファイル名を補助するようになります。省庁、年度、工種、責任主体、整理番号、図面種類、図面番号、改訂履歴をドロップダウンリストから選択することができます。

ファイル名を入力し、[保存]をクリックすると、現在処理中のファイルがAUTODESK CALS TOOLS 形式で保存されます。

● 複数のファイルを一括保存する([外部ファイル保存]-[一括保存])

複数の各種ファイルを一括して保存します。

アプリケーションボタンをクリックし、アプリケーションメニューから[外部ファイル保存]-[一括保存]をクリックすると、「外部ファイル一括保存」ダイアログボックスが表示されます。各種の設定を行います。
[設定]をクリックすると「外部ファイル設定」ダイアログボックスが表示されます。詳しい操作は、別冊『操作説明書』の『Part1 ファイルメニュー 4.外部ファイル』の「外部ファイル設定」で説明しています。

2 保存先・保存形式の設定
「保存先」の … をクリックすると、「フォルダの参照」ダイアログボックスが表示されますので、保存先のフォルダを選択し、[OK]をクリックします。
「保存形式」をドロップダウンリストから選択します。

ファイル名編集
「ライフサイクルを変更する」チェックマークをオンにして、ドロップダウンリストよりライフサイクルを選択します。
「改訂履歴を変更する」チェックマークをオンにして、ドロップダウンリストより改訂履歴を選択します。
[設定]をクリックすると、「外部ファイル設定」ダイアログボックスが表示されます。[書込み(共通)]、[SXF]の各種の設定を行います。詳しい操作は別冊『操作説明書』の『Part1 ファイルメニュー 4.外部ファイル』「外部ファイル設定」で説明しています。
各種の設定を行い、[OK]をクリックすると、「外部ファイル一括保存」ダイアログボックスに戻ります。

[OK]をクリックすると、現在開いているファイルが一括で保存されます。

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