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工事完成図書の電子納品要領・ガイドライン改定・変更ポイント【※令和5年4月1日以降に契約を締結する工事から適用】2023年3月23日

工事完成図書の電子納品等要領 R5.3

工事完成図書の電子納品等要領 本編(PDFフイル:526KB)

工事完成図書の電子納品等要領 同解説(PDFファイル:2131KB)

工事完成図書の電子納品等要領 本編 新旧対照表(PDFファイル)

改定ポイント(PDFファイル)

電子納品要領・ガイドライン 主な変更ポイント【※令和5年4月1日以降に契約を締結する工事から適用】

工事完成図書の電子納品等要領 令和 5 年 3 月

用語の定義 

オリジナルファイルについて追加

・オリジナルファイルとは、CAD、ワープロ、表計算ソフト、3 次元モデル、点群データ、スキャニング(紙原本しかないもの)によって作成した電子データ等」のことをいう

フォルダ構成

外部参照を行う場合について文言を追加

BIM/CIM に関する電子データファイルを格納する。「BIMCIM」フォルダの下に「DOCUMENT」、「 MODEL」のフォルダを置く。「 MODEL」フォルダの下に「 LANDSCAPING 」、「 GEOLOGICAL 」「 ALIGNMENT_GEOMETRY 」、「STRUCTURAL_MODEL」、「IMAGE」、「REQUIREMENT」のフォルダを置く。格納する電子データファイルがない場合は作成しない。また、各フォルダの下位にサブフォルダを作成してもよい。
(中略)
外部参照を行う場合は、相対パスを原則とする。

規程されていないフォルダに保存したデータについて追加

•規程されていないフォルダに保存したデータは、電子納品保管管理しシステムに登録されません。

BIM/CIM フォルダ追加

(5) 「BIMCIM」フォルダ
BIM/CIM 対象工事における 3 次元モデル等の成果品の構成を示す。
・フォルダ構成ならびにフォルダ名は、下図を原則とする。
・格納するファイルがないフォルダは、作成する必要はない。
・各フォルダにはサブフォルダを設けてよい。
・リスクのシミュレーション等で使用したデータ(MR/AR)は、REQUIREMENT フォルダに保管する

図 3-1 3 次元モデル等の成果品フォルダ構成(BIM/CIM 対象工事)

1)DOCUMENT
「DOCUMENT」フォルダには、「BIM/CIM 実施計画書」等を格納する。
2)MODEL
「MODEL」フォルダには、受発注者間協議により決定した3 次元モデル(統合モデル)を格納する。3次元モデルを個別に作成している場合等は、それぞれ以下のサブフォルダに格納する。
(A)LANDSCAPING
「LANDSCAPING」フォルダには、地形モデル(広域を含む)を格納する。
(B)GEOLOGICAL
「GEOLOGICAL」フォルダには、地質・土質モデルを格納する。
(C)ALIGNMENT_GEOMETRY
「ALIGNMENT_GEOMETRY」フォルダには、土工形状モデル及び線形モデルを格納する。
(D)STRUCTURAL_MODEL
「STRUCTURAL_MODEL」フォルダには、構造物モデルを格納する。
(E)IMAGE
「IMAGE」フォルダには、作成した動画やスライド等の資料を格納する。
(F)REQUIREMENT
「REQUIREMENT」フォルダには、特別な検討のために作成した3 次元モデル(設計-施工間の連携を目的とした 4 次元モデル、過密配筋の照査箇所の 3 次元モデル等)を格納する。

工事管理項目

・適用要領基準を変更
・項目を追加

表 4-1 工事管理項目(1/4)

表 4-1 工事管理項目(2/4)

i-Constructonデータフォルダについての記述を削除

ファイル形式

BIMCIM 成果物モデルについて追記

BIM/CIM の電子成果品のファイル形式は、以下のとおりとする。
•地形モデル、線形モデル及び土工形状モデルは、オリジナルファイル形式及び J-LandXML 形式とする。
•構造物モデルは、オリジナルファイル形式及び IFC 形式とする。
•地質・土質モデル及び統合モデルは、オリジナルファイル形式とする。

3 次元モデルについて追記

・3 次元モデルの納品ファイル形式を表 5-1 に示す。
表 5-1 3 次元モデルの納品ファイル形式

ファイルの命名規則

付属資料 1 管理ファイルの DTD

・バージョン番号を変更
・項目を追加

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