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V-nas コマンドリファレンス【28】10章 コマンド『編集』19 グループ化、20 要素分解、21 属性、22 SXF属性

10章 コマンド『編集

19 グループ化

『編集-グループ化』

機能
グループ化します。

操作方法
1.グループ化する要素を選択して下さい。(右ボタンで終了)【要素選択モード】

ヒント
グループ化した要素は、移動・複写・削除などの場合、1要素として扱うことができます。
グループ化した要素は、元要素のレイヤではなく、アクティブレイヤに格納されます。

20 要素分解

『編集-要素分解』

機能

要素動作
ポリラインセグメントごとに線分または円弧に分解します。
文字複数行の場合、行ごとに分解し、背景マスクが 指定されていると塗りハッチングに分解します。
寸法線分,円弧,文字に分解します。 寸法値に背景マスクが指定されている場合、文 字は背景マスク付きの文字に分解されます。
引出線線分,円弧,文字に分解します。 文字に背景マスクが指定されている場合、文字 は背景マスク付きの文字に分解されます。
ハッチング構成要素に分解します。
部品構成要素に分解します。
グループ構成要素に分解します。
バルーン線分,円,文字に分解します。 文字に背景マスクが指定されている場合、文字 は背景マスク付きの文字に分解されます。
既定義シンボル構成要素に分解します。

上記以外の要素は分解されません。
なお、端点タイプを有する要素(分解後の要素を含む)は、端点タイプ部分を線分,円,ハッチングに分解します。

操作方法
1.分解する要素を選択して下さい。(右ボタンで終了)【要素選択モード】

ヒント
グループ化を解除した場合、再び1個毎の要素になります。
分解できない要素を選択した場合は、警告メッセージが表示されます。

21 属性

21-1 付加

『編集-属性-付加』

機能
選択された要素にユーザ定義属性を付加します。

操作方法
1.属性を付加する要素を選択して下さい。【要素選択モード】
2.属性・属性値を指示して下さい。【属性付加:ダイアログ】

ヒント
属性を付加することにより、要素として特別な扱いをすることができます。例えば六角形にボルトという属性名を与えるとフィルタ機能を利用することによりいつでも名前で取り出せます。また属性値としてボルト径を与えておくとより細かな取り扱いをすることができます。
付加した覚えのないユーザ属性が要素に付いている場合があります。これは専用アプリケーションが使用している属性です。場合によっては専用アプリケーションが動作しなくなりますので、削除しないようご注意下さい。

◆ 属性付加:ダイアログ

機能
要素にユーザ属性を付加します。ユーザ属性は属性名と型、そして属性値で構成されています。
型は整数型,浮動小数点型,文字型があります。個数など小数点の付かない数字は整数型、長さや面積などの数は浮動小数点型、入力したそのままの文字を設定する場合は、文字型を選択して下さい。

説明
[属性名]エディットボックス

 属性名を選択または入力します。既に設定されたことのある属性名であればコンボボックスで選択できます。
[型]ラジオボタン
 型は整数型と浮動小数点型、文字型に別れます。個数など小数点の付かない数字は整数型、長さや面積などの数は浮動小数点型、入力したそのままの文字を設定する場合は、文字型を選択して下さい。
[属性値]コンボボックス
 属性値を選択または入力します。既に設定されたことのある属性値であればコンボボックスで選択できます。型を変えると属性値が消えるので型を設定してから属性値を入力して下さい。属性値は型により入力できるものと、できないものがあります。文字型であれば何でも構いませんが、数値(浮動小数点、整数)にはA,B等の文字を入力することはできません。

21-2 削除

『編集-属性-削除』

機能
選択された要素のユーザ定義属性を削除します。

操作方法
1.属性を削除する要素を指示して下さい。【要素選択モード】
2.属性・属性値を指示して下さい。【属性削除:ダイアログ】

ヒント
すべての属性が削除されても図面が保存されるまでは属性名は記憶されます。

◆ 属性削除:ダイアログ

機能
要素に付加されているユーザ属性を削除します。ユーザ属性は属性名と型、そして属性値で構成されています。

説明
[属性名]コンボボックス

 削除する属性を、既に設定されている属性名から選択します。
[属性値]スタティックテキスト
 属性名が設定されるとその属性値を表示します。

21-3 表示

『編集-属性-表示』

機能
選択された要素のユーザ定義属性を表示します。

操作方法
1.属性を表示する要素を指示して下さい。【要素選択モード】
2.確認して下さい。【属性表示:ダイアログ】

◆ 属性表示:ダイアログ

機能
要素に付加されているユーザ属性を表示します。ユーザ属性は属性名と型、そして属性値で構成されています。

説明
[属性名]コンボボックス

 選択された要素の属性名を表示します。
[属性値]スタティックテキスト
 属性名を選択すると、その属性値を表示します。

22 SXF属性

『編集-SXF属性』

機能
要素にSXF属性を付加、編集します。SXF Ver3以上の形式で保存した際、「属性付加機構」として保持されます。

操作方法
1.要素を選択して下さい。
2.属性を設定します。【SXF属性編集:ダイアログ】

◆ SXF属性編集:ダイアログ

機能
SXF属性を付加、編集します。

説明
[属性]リスト

 選択した要素に設定されているSXF属性を表示します。
[SXF属性付加機構]グループ
 属性付加機構を指定します。
 ATRF:属性がXML形式のファイルに出力されます。
 ATRU:属性がSXFファイル内に出力されます。
 ATRS:文字列自体が属性値である場合指定します。
[図形名称]エディットボックス
 図形名称を指定します。
[追加]ボタン
 タブに設定されている値で要素に属性を付加します。
[更新]ボタン
 属性の値を更新します。
[削除]ボタン

 選択中の属性を削除します。

◆ 属性:タブ

機能
SXF属性を付加、編集します。

説明
[名称]コンボボックス

 属性セットの名称を指定します。
[バージョン]エディットボックス
 属性セットのバージョンを指定します。
[設計者名]エディットボックス
 属性セットの設計者名を指定します。
[属性グループ1]チェックボックス
 属性をグループ化する場合、チェックをONにしてグループ名称を指定します。
[属性グループ2]チェックボックス
 属性のグループを階層化する場合、チェックをONにしてグループ名称を指定します。
[属性名]コンボボックス
 属性名を指定します。
[属性値]エディットボックス
 属性値を指定します。
[属性タイプ]コンボボックス
 属性のタイプを指定します。
[単位]コンボボックス
 属性の単位を指定します。

◆ 属性:タブ(属性名:ターゲット)

機能
SXFターゲット属性を付加、編集します。
※ ターゲット属性とは要素と要素の関連付けです。

説明
[図形識別子]エディットボックス
 関連付けされた要素の種別が表記されます。
[図面参照]ボタン
 関連付ける要素を指定します。
[メモ]エディットボックス
 関連付けるメモを指定します。(Ver3.0形式保存時のみ有効)

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