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山梨県の電子納品のやり方|県土整備部 電子納品要領・運用マニュアル(令和8年7月)・オンライン電子納品が原則・SFC・県のチェックソフトVer.13(国交省チェックシステムは使わない)・工事番号14桁・電子データ管理書

受注者向け 実務ガイド

山梨県の電子納品のやり方
オンライン納品・SFC・県のチェックソフト

山梨県県土整備部の電子納品は、国交省の要領を基本にしながら、県の要領で決めた所がたくさんあります。特に大きいのは、①発注者のシステムへのオンライン電子納品が原則、②CADはSFC、③チェックは山梨県のチェックソフトで行い、国交省の電子納品チェックシステムは使わない、④チェック結果を印刷し、電子データ管理書と一緒に出す、の4つです。

2026年11月6日に、山梨県 技術管理課の「電子納品要領・同運用マニュアル(県土整備部)」「電子納品チェックソフト(県土整備部)」のページと、山梨県県土整備部電子納品要領・電子納品運用マニュアル(令和8年7月、令和8年8月1日以降に指名通知または公告を行う工事・業務に適用)の本文で確認しました。営繕課の建築工事・建築設計は営繕課の要領、企業局・農政部はそれぞれ別の要領です。甲府市など市町村も別のルールです。

このページでわかること

  • 電子納品の対象と、工事で電子にする4つの書類
  • オンライン電子納品と、媒体で出す場合(1GB超)
  • 工事番号14桁の付け方、CAD・写真の県の決まり
  • 山梨県県土整備部電子納品チェックソフトと電子データ管理書
  • 検査、問い合わせ先
先に結論
  • 県土整備部の工事は金額に関係なく全部が電子納品の対象(一般土木・電気通信設備・機械設備)。
  • 工事で電子にするのは工事写真・出来形管理図・工事完成図・工事管理台帳。写真と出来形管理図は全工事、完成図と管理台帳は対象になる工事だけです。
  • 納品は山梨県電子納品保管活用システムへのオンラインが原則。成果品が1GBを超えるなどオンラインでできないときだけ、DVD-Rで出します。
  • CADはSXF(SFC)が原則(大容量はSFZ)。P21・P2ZはWTO案件などで受注者が申し出た場合だけ。
  • 納品前に必ず山梨県県土整備部電子納品チェックソフト(Ver.13.0.001.002、2026年7月1日)でチェックしてエラーを無くし、結果を印刷して出します。国交省の電子納品チェックシステムは使いません。
  • 工事番号(INDEX_C.XML)は県独自の14桁。電子データ管理書(紙)も出します。

国交省の要領との関係

  • 県の要領に書いていないことは、国交省の電子納品要領・基準に従います。使う版は、指名競争なら指名通知日、一般競争なら公告日に国で適用されている最新の版です(発注後に国が改定したら受発注者で協議)。運用マニュアルは令和7年12月末時点の国の要領(設計納品要領 令和6年3月 など)を挙げています。
  • 国の要領の「各地方整備局の共通仕様書」は、山梨県県土整備部の土木工事共通仕様書などに読み替えます。
  • 写真は、国の工事図書納品要領では「工事完成後に短期保存する工事書類」の扱いに変わりましたが、山梨県は当面これまでどおり電子納品するとしています。
  • 写真管理ソフト・電子納品支援ソフト・CADソフトは、国の最新の要領・基準に対応した物を使います(県が指定・推奨・動作保証することはない)。

工事で電子にする4つの書類

書類対象の工事中身
工事写真全部山梨県県土整備部写真管理基準による。PHOTO.XMLの「写真区分」と「写真タイトル」は県の写真管理基準の分類・撮影項目で書く
出来形管理図全部設計値に対して出来形測量の実測値を対照書きした物。様式は自由で、形式はSFC・PDF・JPG・TIF・XLS・XLSXのどれか。打合せ簿管理ファイル(MEET.XML)の書き方は運用マニュアルによる
工事完成図改築系の工事と構造物等補修工事(要領8-6。運用マニュアル8-6は「改築系の工事」)で、国のCAD製図基準で作った発注図の電子データが提供された場合。災害・維持工事など現状を回復させるだけの工事は不要(ブロック積が野面石積になったなど工種が変わった場合は必要)出来形測量の結果と設計図書から作る図面。契約図書の一部の設計図面が対象。出来形が規格値を満たせば数量は設計数量
工事管理台帳施設台帳がある構造物の補修・改築工事で、監督員から更新する台帳を示された工事施設管理台帳・品質記録の台帳など。納める物は工事ごとの特記仕様書で決める

これ以外の工事書類は、受注者が申し出た場合に電子で出すこともできます(押印した原本は紙)。マクロを含むファイル、自動で起動するビューアは入れません。

オンライン電子納品(原則)

  1. 受注者

    県のチェックソフトでチェックする

    エラーを無くしてからアップロードします(次の章)。

  2. 発注者

    システムから通知メールが届く

    山梨県電子納品保管活用システム(受注者用 https://www.cals-ed-yamanashi.jp/member/login )にログインします。2026年3月にクラウドを使った新しいシステムにリニューアルされています。

  3. 受注者

    案件画面から成果品をアップロードし、確認申請

    アップロードが終わったら発注者に確認申請をします。

  4. 発注者

    承認(差し戻しなら直して再申請)

    承認されると登録完了で、受注者にメールで通知されます。差し戻されたら理由を見て直し、もう一度確認申請します。操作は県のページの「電子納品保管活用システム」の操作マニュアルを見ます。

オンラインでできない場合(1GB超など)

項目決まり
媒体DVD-R(UDF Bridge)。1枚に収まるよう容量を必要最小限に。やむを得ない場合だけBD-R・HDD・SSD等
部数(工事)電子納品の対象書類を1部。工事写真は着工前・完成写真を印刷した物を1部(それ以外の写真のプリントは原則求めない)
媒体の表面タイトル「工事完成写真」(工事完成図・出来形管理図・工事管理台帳・地質調査データがあれば併記)と「何枚目/総枚数」、年度、契約番号、路川名、工事箇所名、受注者名、所轄所属名。シールは貼らず、細書きの油性マジックか専用プリンタで直接書く
ケースA4ファイルに綴じられる穴あきケースかプラスチックケース。ラベルに工事名(何枚目/総枚数)、年度、事業名、契約番号、路川名、箇所名、完成年月日、受注者名、所轄所属名、ウイルスチェック情報

工事番号14桁と管理ファイル

工事管理ファイル(INDEX_C.XML)の「工事番号」は、次の14桁です(業務の設計書コードも同じ形)。

桁内容例(2 01011 01 26 1234)
1桁執行別コード(1=本課、2=事務所)2
5桁所轄所属コード(例:01011 中北建設事務所、01013 峡東建設事務所、01014 峡南建設事務所、01015 富士・東部建設事務所)01011
2桁担当課コード(例:01 道路課、02 河川砂防管理課、09 建設課)01
2桁発注年度(西暦の下2桁)26
4桁契約番号1234
  • 本課が執行する場合でも、工事を所轄する所属のコードと担当課コードを使います。コードの一覧は運用マニュアルの表4-1にあります。
  • 境界座標情報は必ず入れます。受注者コードは県土整備部で定めていないので記入不要です。

CADと写真の県の決まり

  • CADの形式はSXF(SFC)が原則。3次元データなどで大容量になる場合はSFZも可。WTO政府調達協定の対象などで受注者が申し出た場合だけP21・P2Zを認めます。
  • レイヤ名・線種・線色などは国のCAD製図基準によります。県のチェックソフトはSFCでもレイヤ名・線種・線色・図面余白・用紙サイズ・縮尺・禁則文字まで調べます。
  • 写真は黒板の文字や確認すべき物が分かることを前提に100万〜300万画素程度。写真の編集は認められません。整理は工事の進捗に合わせます。
  • 写真区分は「着手前及び完成写真」「施工状況写真」「安全管理写真」「使用材料写真」「品質管理写真」「出来形管理写真」「災害写真」「その他」(県の写真管理基準の分類)。

山梨県県土整備部電子納品チェックソフト

  • 県の電子納品保管活用システムのチェック機能を独立させたソフトです。最新はVer.13.0.001.002(2026年7月1日)で、土木は国交省の令和6年3月の要領、建築は令和元年10月の営繕の要領に対応しています。初めての人も旧版を入れている人も、そのままインストールします。
  • 調べる内容:ファイル名・フォルダ構成、管理ファイルの必須項目・文字数・禁止文字、XMLの文法、PDFの初期表示とセキュリティ、ボーリング・土質試験のデータ、管理ファイルに書いたファイルが媒体にあるか、CAD(SFC・P21)のレイヤ名・線種・線色・余白・用紙サイズ・縮尺・禁則文字。
  • 【エラー】は直してから納品します。【注意】は、受発注者で協議してやむを得ないと判断された物だけ残せます(例:STRの外形線を赤以外にした場合)。
  • チェック結果は、エラーの有無にかかわらず印刷して提出します。
  • 使い方の問い合わせは、県のページに書かれた窓口(株式会社ヤマイチテクノ DS営業部 情報推進課 電話 06-6448-0606、平日9時〜12時・13時〜18時)へ「山梨県県土整備部のチェックソフトについて」と伝えます。

電子データ管理書と検査

  • 納品するときは電子データ管理書(紙)を出します。項目は、工事番号(14桁)、工事名、年度、事業名、契約番号、路川名、箇所名、工事完成日、請負者名、所轄所属名、ウイルスチェック情報(ソフト、定義ファイル、チェック年月日)、協議済エラー内容(協議日・エラー内容・協議の内容)。
  • 発注者は、チェック結果の印刷と電子データ管理書を契約書類と一緒に保管します。
  • 書類検査は電子成果品(データ)で行うのが原則。効率のため印刷物を併用することもできますが、範囲は限定的に協議で決めます。機器の準備は発注者、操作は原則として受注者です(申し出て監督員が認めれば受注者の機器も可)。

問い合わせ先

  • 山梨県 県土整備部 技術管理課 電話 055-223-1683(要領・運用マニュアルのページの問い合わせ先)。
  • チェックソフトの使い方は、上のヤマイチテクノの窓口へ。

提出前チェックリスト

  • 令和8年8月1日以降の指名通知・公告の工事か(以前なら令和2年10月版)を確かめた
  • 工事完成図・工事管理台帳が対象になる工事かを監督員と確かめた
  • INDEX_C.XMLの工事番号を14桁(執行別・所轄所属・担当課・年度・契約番号)で入れ、境界座標を入れた
  • CADはSFC、写真は100〜300万画素で編集していない
  • 出来形管理図をSFC・PDF・JPG・TIF・Excelのどれかで入れた
  • 山梨県県土整備部電子納品チェックソフト(Ver.13)でエラーを無くし、【注意】は協議した
  • チェック結果を印刷し、電子データ管理書(協議済エラー内容も)を作った
  • 電子納品保管活用システムにアップロードして確認申請した(1GB超ならDVD-R1部、シール不可)
  • 着工前・完成写真の印刷を1部用意した

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参照した公式情報(2026年11月6日確認)
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