【作業時間の目安:20~30分】
完成イメージ
構造図をもとに、橋脚の3次元モデルを作成してみましょう。
[構造図]
[完成イメージ]
サンプルデータの準備
本サイトで使用するサンプルデータをデスクトップに保存する手順をご説明します。
サンプルデータ →core_sup_vol.1.zip←をクリックします。
ブラウザで保存された場合、基本的にはPCのダウンロードに保存されます。※個人の設定により保存先が変更される事があります。
TREND-COREの起動
【所要時間(目安):1分】
ここでは、TREND-COREを起動し、画面まわりについて解説します。
1-1 TREND-COREを起動する
1-2 画面まわりを確認する
TREND-COREの画面まわりを確認します。
下図の読み込み
【所要時間(目安):5分】
2-1 下図を読み込む
サンプルデータを下図として読み込みます。
2-2 平面ビューで拡大、縮小表示する
画面を拡大、縮小表示します。
拡大操作のポイント
拡大したい箇所にマウス合わせてからマウスホイールを前に転がします。
マウスの両ボタンを押したまま、
右下へドラッグして拡大、
左上へドラッグして縮小、
左下へドラッグして前倍率、
右上へドラッグしてホームエリア
と画面表示が変更します。
2-3 距離を計測する
距離を計測して、下図の倍率に誤りがないか確認します。
3次元モデルを作成する前に
2次元の図面から3次元モデルを作成する際の基本の考え方をご説明します。
基本的には、 「平面図」(立体を上から見た図)をもとに 形状をトレースします。
平面図では確認することができない高さなどの 情報は、「正面図」(立体を横から見た図) を参照して入力します。
はじめに、高さの基準となるDL=0mの位置を イメージします。
ここでは、フーチングの上端を 0mのラインであると仮定します。
フーチングの入力
【所要時間(目安):4分】
ここでは、厚さ3000mmのフーチング(直方体)を入力する操作を解説します。
3Dビューでの視点回転について
3Dビューでは、平面ビューと同様、 拡大・縮小、画面移動が可能です。 それに加え、右ボタンドラッグで 視点を回転することもできます。
柱の入力
【所要時間(目安):2分】
ここでは、4で入力したフーチングの上に、
高さ7400mmの柱(直方体)を入力する操作を解説します。
5-1 表示方法を変更する
柱の配置位置を確認しやすくするため、平面ビューの色を非表示にします。
5-2 柱を入力する
高さ7400mmの柱を入力します。
梁の入力
【所要時間(目安):5分】
ここでは、5で入力した柱(直方体)の上に、梁を入力する操作を解説します。
6-1 梁の入力概要
梁の形状を確認すると、
・[A]:下面と上面の大きさが異なる「四角錐台」
(厚さ2000mm)と
・[B]:下面と上面の大きさが同じ「四角柱」
(厚さ1500mm)で
構成されていることが確認できます。
はじめに、[A]:下面と上面の大きさが異なる「四角錐台」を入力後、[A]の上面を引っ張って変形することで 1つの梁としてオブジェクトを作成します。
6-2 梁[A]を入力する(下面と上面の大きさが異なる形状)
下面と上面の大きさが異なる四角錐台、梁[A]を入力します。
6-3 梁[A]を編集する
梁[A]の上面を引っ張って、梁[B](厚さ1500mm)部分を作成し、梁の形状を完成させます。
以上で、橋脚の作成は終了です。
作成した3Dモデルを登録する場合は、 「7.汎用オブジェクトの登録と配置」へお進みください。
補足 梁-その他の入力方法について
3次元モデルの入力方法は様々です。
ここではその一例として、[ブレンド体]、[スイープ]以外のコマンドを利用した梁の入力方法を解説します。
■ 入力概要
梁の形状を確認すると、
・[A]:下面と上面の大きさが異なる「四角錐台」(厚さ2000mm)と、
・[B]:下面と上面の大きさが同じ四角柱(厚さ1500mm)で
構成されていることが確認できます。
はじめに、[B]:下面と上面の大きさが 同じ四角柱を入力後、四角柱と柱の間に面 (傾斜面)を入力し、オブジェクトを作成します。
■ 梁[B]の入力
■ 梁[A]の入力
汎用オブジェクトの登録と配置
【所要時間(目安):3分】
ここでは、6までで作成した橋脚を登録して、配置する操作を解説します。
7-1 基準点を設定する
配置時の基準点を指定します。
7-2 汎用オブジェクトを登録する
作成した橋脚を登録します。
7-3 汎用オブジェクトを配置する
登録した橋脚を配置します。ここでは、任意の箇所に配置します。
操作は以上です。
作業データを保存する場合は、[TREND-COREボタン]-[名前を付けて保存]を選択してください。