- ダイアログ ボックス リファレンス
- 開いている図面
- 画層
- [画層プロパティ管理]パレット
- アクセス方法
- 概要
- オプション
- [現在に設定]
- [現在の画層]
- フィルタ ツリー
- [ロック]
- [ビューポート]
- [グループを選択表示]
- [グループ フィルタに変換]
- 画層リスト
- [状態]
- [名前]
- [表示]
- [フリーズ]
- [ロック]
- [色]
- [線種]
- [線の太さ]
- [透過性]
- [印刷スタイル]
- [印刷]
- [新しい VP でフリーズ]
- [VP でフリーズ] (レイアウト タブでのみ使用可能)
- [VP の色] (レイアウト タブでのみ使用可能)
- [VP の線種] (レイアウト タブでのみ使用可能)
- [VP の線の太さ] (レイアウト タブでのみ使用可能)
- [VP の透過性] (レイアウト タブでのみ使用可能)
- [VP の印刷スタイル] (レイアウト タブでのみ使用可能)
- [説明]
- ステータス行
- [フィルタを反転]
- 画層リストのショートカット メニュー
- 列見出しのショートカット メニュー
- [名前]
- [カスタマイズ]
- 画層のショートカット メニュー
- [フィルタ ツリーを表示]
- [画層リストにフィルタを表示]
- [現在に設定]
- [グループ フィルタから除去]
- [ビューポートの優先を除去]
- [すべてのビューポートでこの VP 画層をフリーズ]
- [すべてのビューポートでこの VP 画層をフリーズ解除]
- [選択した画層のみを表示]
- [選択した画層の合成先]
- [すべて選択]
- [すべてクリア]
- [現在の選択以外のすべてを選択]
- [選択セットを反転]
- [画層フィルタを反転]
- [画層フィルタ]
- [色選択]ダイアログ ボックス
- [画層プロパティ管理]パレット
ダイアログ ボックス リファレンス
この「ダイアログボックス リファレンス」では、DWG TrueView のダイアログ ボックスを機能別に分類して説明します。
注: このドキュメントは、AutoCAD および AutoCAD ベースの製品の機能を反映したものです。DWG TrueView では、ダイアログ ボックスの多くのオプションが機能しなかったり、使用上の制限があります。
開いている図面
標準のファイル選択ダイアログ ボックス
概要
コマンドの中には、標準のファイル選択ダイアログ ボックスを表示するものがあります。このダイアログ ボックスで、ローカル ドライブやネットワーク ドライブをナビゲートしたり、FTP サイトや Web フォルダを介して開きたいファイルを選択できます。標準のファイル選択ダイアログ ボックスには、次のオプションがあります。
オプション
このダイアログ ボックスには、次のオプションがあります。
場所リスト
定義済みのファイル格納場所に簡単にアクセスできます。場所リストの中のアイコンの順番は、アイコンを希望の位置にドラッグすることで変更できます。アイコンを場所リストに新たに追加するには、フォルダをファイル リストからドラッグします。場所リストで右クリックすると、アイコンの追加、除去、変更、または削除してしまった既定のアイコンを復元するためのオプションを含むショートカット メニューが表示されます。場所リストを変更すると、すべての標準のファイル選択ダイアログ ボックスに影響します。[ヒストリ]
ダイアログ ボックスで最近選択したファイルへのショートカットが表示されます。必要のなくなったショートカットは、定期的に[ヒストリ]リストから削除することをお勧めします。削除するには、[ヒストリ]を選択し、必要のなくなったショートカットをファイル リストから選択して、[削除]アイコンをクリックします。ショートカットを更新した日付順に並べ替えるには、[表示]
現在のユーザ プロファイルの My Documents フォルダ内のファイルが表示されます。このフォルダの名前(“My Documents”)は、使用しているオペレーティング システムのバージョンによって異なります。[お気に入り]
現在のユーザ プロファイルの[お気に入り](Favorites)フォルダ内のファイルが表示されます。このフォルダには、[ツール]
標準のファイル選択ダイアログ ボックスで参照できる FTP サイトが表示されます。このリストに FTP の場所を追加したり、既存の FTP の場所を変更するには、ダイアログ ボックスで[ツール]
デスクトップの内容が表示されます。
[探す場所]、[保存先]
現在のフォルダまたはドライブが表示されます。矢印をクリックすると、そのフォルダのパスの階層が表示され、パス ツリーをナビゲートできます。また、他のドライブ、ネットワーク接続、FTP の場所、Web フォルダ(ご使用のオペレーティング システムにより Web Folder または My Network Places のどちらか)にもナビゲートできます。ファイル エクスプローラで Web フォルダを作成することができます。Web フォルダの詳細は、システム管理者に問い合わせるか、または、ファイル エクスプローラのヘルプを参照してください。
[~に戻る]
1 つ前のファイル格納場所に戻ります。
[1 つ上のフォルダへ移動]
現在のパスのツリーを 1 レベル上にナビゲートします。
[Web を検索]
[Web を参照]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスから、インターネット上の図面ファイルにアクセスしたりそれを保存することができます。
[削除]
選択したファイルまたはフォルダを削除します。
[新しいフォルダの作成]
名前を指定して、現在のパスに新しいフォルダを作成します。
[ビュー]
ファイル リストまたはフォルダ リストの表示方法をコントロールします。ファイル リストの場合、ファイルが選択されたときにプレビュー イメージを表示するかどうかを指定します。[一覧]
ファイル リストの内容が、複数の列で表示されます。[詳細]
ファイル リストの内容が、ファイルの詳細とともに 1 列で表示されます。[プレビュー]
選択したファイルのビット マップが表示されます。ファイルを選択していないときは、[プレビュー]領域には何も表示されません。図面ファイルと一緒にビットマップを保存するには、[オプション]ダイアログ ボックスの[開く/保存]タブで[サムネイル プレビュー イメージを保存]チェック ボックスをオンにします。
[ツール]
ファイルの選択やファイル選択ダイアログ ボックスで実行できるその他の操作を容易にする以下のツールを提供します。[検索]
[検索]ダイアログ ボックスが表示されて、名前、場所、作成または更新した日付に基づいてファイルを検索できます。[場所検索]
DWG TrueView の検索パスを使用して、[ファイル名]に指定されたファイルを検索します。検索パスは、[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブで設定できます。[FTP の場所を追加/修正]
FTP サイトを指定して参照できるように、[FTP の場所を追加/修正]ダイアログ ボックスが表示されます。サイトを参照するには、場所リストから[FTP]を選択します。[現在のフォルダを場所に追加]
選択したフォルダのアイコンを場所リストに追加し、すべての標準ファイル選択ダイアログ ボックスからすばやく開けるようにします。アイコンを削除するには、アイコンを右クリックし、[除去]を選択します。[お気に入りに追加]
[探す場所]リスト ボックスに現在表示されている場所や、選択したファイルやフォルダへのショートカットを作成します。作成されたショートカットは、現在のユーザ プロファイルの[お気に入り](Favorites)フォルダに配置され、場所リストの[お気に入り]を選択してアクセスできるようになります。
ファイル リスト
選択したファイルの種類で現在のパスに存在するファイルおよびフォルダが表示されます。ダイアログ ボックスの[表示]メニューを使用して、[一覧]表示と[詳細]表示を切り替えることができます。
[プレビュー]
ダイアログ ボックスで[表示]
ファイル名
ファイル リストで選択したファイルの名前が表示されます。複数のファイルを選択すると、[ファイル名]ボックスには、選択したファイルがそれぞれクォーテーション マークで囲まれて表示されます。[ファイル名]ボックスにファイル名を入力すると、選択はすべてクリアされます。複数のファイル名を入力するときは、それぞれのファイル名をクォーテーション マークで囲みます。ワイルドカード文字を使用すると、ファイル リストに表示されるファイルをフィルタできます。
[ファイルの種類]
ファイルの種類によってファイル リストがフィルタされます。ファイルを保存するときは、[ファイルの種類]に指定されている形式でファイルが保存されます。
[起動時のビューを選択する]
図面に複数の名前の付いたビューが含まれている場合、その図面を開くときにここで指定したモデル空間が表示されます。
[開く]、[保存]
ファイル選択ダイアログ ボックスの目的によって、選択したファイルを開いたり、保存したり、直前に表示されていたダイアログボックスで選択したフォルダのパスを入力します。
[検索]ダイアログ ボックス
概要
名前、場所、作成または更新した日付に基づいてファイルを検索します。[検索]ダイアログ ボックスを表示するには、標準のファイル選択ダイアログ ボックスで[ツール]
[検索]ダイアログ ボックスには、[名前と場所]タブと[日付]タブがあります。
その他のオプションとして、 [検索開始]、[中止]、[新しい条件]、[OK]があります。
オプション
[名前と場所]タブ |
---|
ファイルの種類、ファイル名、ファイル格納場所に基づいてファイル検索をフィルタします。[名前]検索の対象にするファイルの完全な名前または名前の一部を指定します。複数のファイル名を入力するときは、それぞれの名前をクォーテーション マークで囲みます。検索範囲を広くするには、次のワイルドカード文字を使用します。* (アスタリスク): 任意の文字列と一致します。検索文字列内の任意の位置に置くことができます。? (疑問符): 任意の 1 文字と一致します。たとえば、?BC は ABC、3BC と一致します。検索対象のファイルの種類は[ファイルの種類]リスト ボックスで指定するため、[名前]ボックスにファイルの拡張子を入力する必要はありません。 たとえば、house102.dwg というファイルを検索するには、[名前]ボックスに house* と入力し、[ファイルの種類]リスト ボックスから[図面(*.dwg)]を選択します。[タイプ]検索の対象にするファイルの種類を指定します。検索対象として使用できるファイルの種類は、標準のファイル選択ダイアログ ボックスごとに異なります。[探す場所]検索する場所を指定します。検索する場所を入力するか、リストから場所を選択するか、[参照]ボタンをクリックして検索場所にナビゲートします。複数の場所を入力するときは、それぞれの場所をクォーテーション マークで囲みます。[参照][フォルダの参照]ダイアログ ボックスが表示されて、検索場所にナビゲートできます。[サブフォルダも探す][探す場所]に指定した場所のすべてのサブフォルダも検索します。 |
[日付]タブ |
---|
ファイルを作成または変更した日付に基づいて、ファイル検索をフィルタします。[すべてのファイル]日付でフィルタしないで検索します。[一定期間内に作成または更新されたファイルをすべて探す]指定した期間内に作成または更新されたファイルに、検索対象を制限します。[日付指定]: 2 つの日付の間に作成または更新されたファイルを検索します。日付を入力するか、矢印をクリックしてカレンダーから日付を選択します。カレンダー内をナビゲートするには、左右の矢印を使用するか、月と年をクリックします。[過去 か月間]: 指定した月数以内に作成または更新されたファイルを検索します。[過去 日間]: 指定した日数以内に作成または更新されたファイルを検索します。 |
[検索開始] |
---|
両方のタブで指定した条件に基づいてファイルを検索します。 |
[中止] |
---|
検索を中止します。 |
[新しい条件] |
---|
検索結果をクリアして、すべての検索オプションを既定値にリセットします。 |
[OK] |
---|
検索結果から 1 つまたは複数のファイルを選択すると、[検索]ダイアログ ボックスが閉じ、選択したファイルの名前が標準のファイル選択ダイアログ ボックスの[ファイル名]ボックスに入力されます。 |
検索結果 |
---|
検索の結果見つかったすべてのファイルがリストされます。ファイルの並び順を変更するには、各列見出しをクリックします。標準のファイル選択ダイアログ ボックスにファイルを渡すには、ファイルを選択し、[OK]をクリックします。複数のファイルの選択が可能な標準のファイル選択ダイアログ ボックスの場合は、検索結果から複数のファイルを渡すことができます。 |
[FTP の場所を追加/修正]ダイアログ ボックス
概要
標準のファイル選択ダイアログ ボックス内で参照できる FTP サイトを定義します。追加したサイトを参照するには、標準のファイル選択ダイアログ ボックスの場所リストで[FTP]を選択します。
[FTP の場所を追加/修正]ダイアログ ボックスを表示するには、標準のファイル選択ダイアログ ボックスで、[ツール]
オプション
次のオプションを使用することができます。
[FTP サイトの名前]
FTP のサイト名を指定します(たとえば、ftp.autodesk.com)。
[ログオン名]
匿名と特定のユーザ名のどちらで FTP サイトにログオンするかを指定します。[匿名]
匿名ユーザとして FTP サイトにログオンします。FTP サイトが匿名のログオンを許可しない場合は、[ユーザ]を選択し、有効なユーザ名を入力します。[ユーザ]
指定したユーザ名で FTP サイトにログオンします。
[パスワード]
FTP サイトにログオンするために使用するパスワードを指定します。
[追加]
標準のファイル選択ダイアログ ボックスから利用できる FPT サイトのリストに、新しい FTP サイトを追加します。
[修正]
選択した FTP サイトを、指定したサイト名、ログオン名、パスワードを使用するように修正します。
[除去]
選択した FTP サイトを、標準のファイル選択ダイアログ ボックスから利用できる FTP サイトのリストから除去します。
[FTP サイト]
すべての標準のファイル選択ダイアログ ボックスの場所リストから利用できる FTP サイトがリストされます。
[URL]
選択した FTP サイトの URL が表示されます。
画層
[画層プロパティ管理]パレット
アクセス方法
概要
図面の画層とそのプロパティの一覧が表示されます。[画層プロパティ管理]の画層のソート方式および表示方式は、カスタマイズできます。
オプション
次のオプションが表示されます。
[現在に設定]
選択した画層を現在の画層に設定します。
[現在の画層]
現在の画層の名前が表示されます。
フィルタ ツリー
[画層プロパティ管理]の左側のペインには、図面内のフィルタの階層リストが表示されます。一番上のノード[すべて]をクリックすると、図面のすべての画層が表示されます。フィルタは、文字コード順に表示されます。[すべての使用中の画層]フィルタは読み込み専用です。
図面に外部参照がアタッチされている場合、[外部参照]ノードには、図面に含まれるすべての外部参照名と、各外部参照の画層が表示されます。外部参照ファイルで定義された画層フィルタは表示されません。
優先プロパティを含む画層がある場合、[ビューポート優先プロパティを含む画層]ノードが自動的に作成され、それらの画層と優先プロパティが表示されます。[ビューポート優先プロパティを含む画層]フィルタは、レイアウト タブから[画層プロパティ管理]にアクセスした場合に限り表示されます。
画層リストを最後に評価した後に、図面に新しい画層が追加された場合、[新しい一時画層]フィルタが自動的に作成され、調整の必要がある新しい画層が表示されます。フィルタ ツリーのショートカット メニュー
ツリー表示で選択した項目に対するコマンドが提供されます。[表示/非表示]
選択したフィルタのすべての画層(選択によってはすべての画層、またはすべての使用中の画層)の表示/非表示を切り替えます。
- [表示]: 画層のオブジェクトは表示、印刷、再作図され、隠線処理の対象になります。
- [非表示]: 画層のオブジェクトは表示、印刷されませんが、隠線処理の対象になります。画層を表示するように切り替えても、図面は再作図されません。
- [フリーズ解除]: 画層のオブジェクトは表示、印刷され、隠線処理の対象になります。
- [フリーズ]: 画層のオブジェクトは表示、印刷されませんが、隠線処理の対象になります。画層をフリーズ解除している場合、図面は再作図されます。
[ロック]
選択したフィルタで、画層のオブジェクトが修正可能かどうかをコントロールします。
- [ロック]: 画層のオブジェクトを修正できません。ただし、ロックされた画層のオブジェクトにオブジェクト スナップを適用したり、オブジェクトの変更を伴わない操作を実行することはできます。
- [ロック解除]: 画層上のオブジェクトを編集できるようにします。
[ビューポート]
現在のレイアウト ビューポートで、選択した画層フィルタの画層の VP フリーズ設定をコントロールします。このオプションは、モデル空間ビューポートには使用できません。
- [フリーズ]: 画層の現在の VP フリーズをフィルタに設定します。現在のビューポートで、画層のオブジェクトは表示、印刷されませんが、隠線処理の対象になります。画層をフリーズ解除すると、図面が再作図されます。
- [フリーズ解除]: そのフィルタの画層の VP フリーズを解除します。現在のビューポートで、画層のオブジェクトが表示、印刷され、隠線処理の対象になります。このオプションでは、図面で[非表示]または[フリーズ]に設定されている画層はフリーズ解除されません。
[グループを選択表示]
選択したフィルタに含まれないすべての画層を非表示にします。表示されている画層は、フィルタに存在する画層です。
- [すべてのビューポート]: レイアウトのすべてのビューポートで、選択したフィルタに含まれないすべての画層に現在の VP フリーズを設定します。モデル空間では、選択したフィルタに含まれないすべての画層を非表示にします。
- [アクティブなビューポートのみ]: 現在のレイアウト ビューポートで、選択したフィルタに含まれないすべての画層に現在の VP フリーズを設定します。モデル空間では、選択したフィルタに含まれないすべての画層を非表示にします。
[グループ フィルタに変換]
選択した画層プロパティ フィルタを画層グループ フィルタに変換します。画層グループ フィルタの画層のプロパティを変更しても、フィルタには影響しません。
画層リスト
右側のペインには、画層と画層フィルタ、およびそのプロパティと説明が表示されます。フィルタ ツリーで画層フィルタを選択すると、画層リストにはその画層フィルタの画層のみが表示されます。フィルタ ツリーの[すべて]フィルタには、図面内のすべての画層と画層フィルタが表示されます。選択した画層プロパティ フィルタの定義に該当する画層がない場合、画層リストには何も表示されません。選択した画層、または選択したフィルタのすべての画層のプロパティを編集するには、そのプロパティのアイコンをクリックします。画層フィルタに混在したアイコンまたは「不定」が表示された場合、そのプロパティはフィルタのすべての画層に共通ではありません。
[状態]
項目の種類を、画層フィルタ、使用中の画層、空の画層、または現在の画層のいずれかで示します。
[名前]
画層またはフィルタの名前が表示されます。新しい名前を入力するには、[F2]を押します。
[表示]
選択した画層の表示をオンまたはオフにします。画層がオンのとき、その画層は表示されており、印刷できます。画層がオフの場合は、[印刷]がオンでも、画層は表示も印刷もされません。
[フリーズ]
[モデル]タブも含め、すべてのビューポートで選択した画層をフリーズさせます。画層をフリーズすると、ズームおよび画面移動の実行速度を速くしたり、複雑な図面の再作図時間を短縮することができます。
フリーズした画層上では、オブジェクトは表示、印刷、再作図されません。
長期間非表示にする画層のみをフリーズすることをお奨めします。表示と非表示の状態を頻繁に切り替える場合には、[表示]設定を使用します。画層は、すべてのビューポート、現在のレイアウト ビューポート、または新しいレイアウト ビューポートで、作成した状態でフリーズできます。
[ロック]
選択された画層をロック、ロック解除します。ロックされた画層のオブジェクトは編集できません。
[色]
選択した画層に関連付けられた色を変更します。色の名前をクリックすると、[色選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
[線種]
選択した画層に関連付けられた線種を変更します。線種の名前をクリックすると、[線種を選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
[線の太さ]
選択した画層に関連付けられた線の太さを変更します。線の太さの名前をクリックすると、[線の太さ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[透過性]
選択した画層上のすべてのオブジェクトの透過性をコントロールします。[透過性]の値をクリックすると、[画層の透過性]ダイアログ ボックスが表示されます。
[印刷スタイル]
選択した画層に関連付けられている印刷スタイルを変更します。
[印刷]
選択した画層を印刷するかどうかをコントロールします。画層の印刷をオフにしても、画層上のオブジェクトは表示されます。表示がオフになっていたり、フリーズされている画層は、印刷設定に関係なく印刷されません。
[新しい VP でフリーズ]
選択した画層を新しいレイアウトのビューポートでフリーズします。たとえば、すべての新規のビューポートで画層 DIMENSIONS をフリーズした場合、新規作成したレイアウトのビューポートでは寸法は表示されませんが、既存のビューポートの画層 DIMENSIONS には影響はありません。後で寸法を必要とするビューポートを作成するときは、現在のビューポートの設定を変更することによって、既定の設定よりも優先させることができます。
[VP でフリーズ] (レイアウト タブでのみ使用可能)
選択した画層を現在のレイアウトのビューポートでフリーズします。現在のビューポート内の画層は、他のビューポート内の画層の表示/非表示に影響を及ぼすことなく、フリーズしたりフリーズ解除できます。
[VP でフリーズ]は、図面のフリーズ解除設定よりも優先します。つまり、画層が図面上でフリーズ解除されている場合には、現在のビューポートで画層をフリーズできます。しかし、画層が図面上でフリーズ、または非表示に設定されている場合には、現在のビューポートでその画層をフリーズ解除できません。画層は、図面上で非表示またはフリーズに設定されていると表示されません。
[VP の色] (レイアウト タブでのみ使用可能)
現在のレイアウト ビューポートで、選択した画層に優先的に指定される色を設定します。
[VP の線種] (レイアウト タブでのみ使用可能)
現在のレイアウト ビューポートで、選択した画層に優先的に指定される線種を設定します。
[VP の線の太さ] (レイアウト タブでのみ使用可能)
現在のレイアウト ビューポートで、選択した画層に優先的に指定される線の太さを設定します。
[VP の透過性] (レイアウト タブでのみ使用可能)
現在のレイアウト ビューポートで、選択した画層に優先的に指定される透過性を設定します。
[VP の印刷スタイル] (レイアウト タブでのみ使用可能)
現在のレイアウト ビューポートで、選択した画層に優先的に指定される印刷スタイルを設定します。優先設定は、図面の表示スタイルが[コンセプト]または[リアリスティック]に設定されている場合、ビューポートや印刷時には表示されません。色従属印刷スタイルの場合、印刷スタイルの優先は設定できません。
[説明]
画層または画層フィルタの説明を入力します。
ステータス行
現在のフィルタの名前、画層リストに表示されている画層の数、図面に含まれている画層の数が表示されます。
[フィルタを反転]
選択した画層プロパティ フィルタの条件に一致しないすべての画層が表示されます。
画層リストのショートカット メニュー
リストを修正したり、選択した画層や画層フィルタを修正するオプションが表示されます。
列見出しのショートカット メニュー
画層リストのいずれかの列見出しを右クリックすると、列見出しのショートカット メニューが表示されます。
[名前]
すべての列を名前別に一覧表示します。チェック マーク付きの列はそれが表示されていることを示します。非表示の列名にはチェック マークが付いていません。[VP でフリーズ]、[VP の色]、[VP の線種]、[VP の線の太さ]、[VP の印刷スタイル]は、レイアウト ビューポートがアクティブな場合に限り有効です。
[カスタマイズ]
[画層の列をカスタマイズ]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで列の表示/非表示を指定できます。[すべての列を最大化]
列の内容がすべて表示されるようにすべての列幅を変更します。[列を最大化]
列の内容がすべて表示されるように列幅を変更します。[すべての列設定を既定に戻す]
すべての列の表示と幅を既定の設定に戻します。
画層のショートカット メニュー
[フィルタ ツリーを表示]
フィルタ ツリーを表示します。フィルタ ツリーを非表示にするには、このオプションのチェック マークをはずします。
[画層リストにフィルタを表示]
一覧表示の一番上にフィルタを表示します。フィルタはアルファベット順に一覧表示されます。一覧表示に含まれる画層のみを表示するには、チェック ボックスをオフにします。
[現在に設定]
選択した画層を現在の画層に設定します。
[グループ フィルタから除去]
フィルタ ツリーで選択したグループ画層フィルタから選択した画層を除外します。
[ビューポートの優先を除去]
現在のビューポートまたはすべてのビューポートにおいて、選択した画層(またはすべての画層)で優先されるプロパティ(1 つまたはすべて)を削除します。フライアウト メニューには、ショートカット メニューにアクセスしたときのカーソルの位置により、異なるオプションが表示されます。1 つの優先プロパティを削除するには、その優先プロパティを右クリックします。このオプションはレイアウト タブでのみ使用できます。
[すべてのビューポートでこの VP 画層をフリーズ]
既存のすべてのレイアウト ビューポートと新規ビューポートで、選択した画層をフリーズします。
[すべてのビューポートでこの VP 画層をフリーズ解除]
既存のすべてのレイアウト ビューポートと新規ビューポートで、選択した画層をフリーズ解除します。
[選択した画層のみを表示]
選択した画層以外のすべての画層を非表示にします。
[選択した画層の合成先]
選択した画層を指定した画層に合成します。選択した画層上のオブジェクトは、新しい画層に移動され、その画層のプロパティを継承します。
[すべて選択]
画層リストに表示されているすべての項目を選択します。
[すべてクリア]
最後に選択した画層またはフィルタを除き、画層リストで選択されているすべての項目の選択を解除します。
[現在の選択以外のすべてを選択]
現在の画層を除き、画層リストに表示されているすべての項目を選択します。
[選択セットを反転]
現在選択されている項目を除き、画層リストに表示されているすべての項目を選択します。
[画層フィルタを反転]
選択した画層プロパティ フィルタの条件に一致しないすべての画層が表示されます。
[画層フィルタ]
[すべて]と[すべての使用中の画層]を含むすべてのフィルタの一覧が表示されます。フィルタを画層リストに適用するには、そのフィルタをクリックします。
[色選択]ダイアログ ボックス
概要
オブジェクトの色を定義します。AutoCAD カラー インデックス(ACI)の 255 種類の色、True Color、カラー ブックの色から選択できます。
[色選択]ダイアログ ボックスは、[インデックス カラー]、[True Color]、[カラー ブック]の 3 つのタブに分かれています。
オプション
次のオプションを使用することができます。
[インデックス カラー]タブ
AutoCAD カラー インデックス(ACI)の 255 色を使用して、色の設定を指定します。
[AutoCAD カラー インデックス(ACI)]パレット
AutoCAD カラー インデックス(ACI)から色を指定します。 色の上にポインタを置くと、色番号と、赤、緑、青の値がパレットの下に表示されます。色をクリックして選択するか、[色]編集ボックスに色の番号または名前を入力します。
大きいパレットには、10 ~ 249 の値の色が表示されます。
2 番目のパレットには 1 ~ 9 の値の色が表示されます。すべての色に名前と番号が割り当てられています。
3 番目のパレットには 250 ~ 255 の値の色が表示されます。この色はすべてグレーの階調です。
[インデックス カラー]
色の上にポインタを置くと、ACI カラー値が表示されます。
[赤、緑、青(RGB)]
色の上にポインタを置くと、RGB カラー値が表示されます。
[ByLayer]
AutoCAD では利用できません。AutoCAD で新しく作成するオブジェクトのためのオプションです。
[ByBlock]
AutoCAD では利用できません。AutoCAD で新しく作成するオブジェクトのためのオプションです。
[色]
色の名前、ByLayer または ByBlock の色、または AutoCAD Color Index(ACI)の色番号(1 ~ 255)を指定します。 新しい色見本には、最後に選択した色が表示されます。
直前の色見本
直前に選択した色が表示されます。
新しい色見本
現在選択されている色が表示されます。
[True Color]タブ
[色合い]、[鮮やかさ]、[明るさ](HSL)のカラー モデルか、[赤]、[緑]、[青](RGB)のカラー モデルのどちらかを使用して、True Color(24 ビット カラー)による色の設定を指定します。True Color の機能を使用すると、1600 万色以上の色が利用できます。[True Color]タブで使用できるオプションは、HSL と RGB のどちらのカラー モデルを指定するかによって異なります。
HSL カラー モデル
HSL カラー モデルを使用して、色を選択します。
[色合い]、[鮮やかさ]、[明るさ]は色のプロパティです。これらのプロパティの値を操作することにより、広範囲の色を指定できます。[色合い]
色合いを指定します。[色合い]は、可視スペクトル内の特定の光の波長を表します。[色合い]を指定するには、カラー スペクトル上のクロスヘアー カーソルを左右に動かすか、[色合い]ボックスに値を指定します。この値を調整すると、RGB の値に影響します。[色合い]に指定できる値は、0 ~ 360 度です。[鮮やかさ]
色の鮮やかさを指定します。[鮮やかさ]を高くすると、色はより鮮やかに見え、[鮮やかさ]を低くすると、色あせて見えます。[鮮やかさ]を指定するには、カラー スペクトル上のクロスヘアー カーソルを上下に動かすか、[鮮やかさ]ボックスに値を指定します。この値を調整すると、RGB の値に影響します。[鮮やかさ]に指定できる値は、0 ~ 100% です。[明るさ]
色の明るさを指定します。[明るさ]を指定するには、カラー スライダを使用するか、[明るさ]ボックスに値を指定します。[明るさ]に指定できる値は、0 から 100% です。0% の値は黒を表し、100% の値は白を表します。50% の値は色の最適な明るさを表します。この値を調整しても、RGB の値に影響します。[赤]
色の赤の要素を指定します。カラー バー上のスライダを調整するか、[赤]ボックスに 1 から 255 の値を指定します。この値を調整すると、HSL カラー モードの値に影響します。[緑]
色の緑の要素を指定します。カラー バー上のスライダを調整するか、[緑]ボックスに 1 から 255 の値を指定します。この値を調整すると、HSL カラー モードの値に影響します。[青]
色の青の要素を指定します。カラー バー上のスライダを調整するか、[青]ボックスに 1 から 255 の値を指定します。この値を調整すると、HSL カラー モードの値に影響します。
RGB カラー モデル
RGB カラー モデルを使用して、色を選択します。[True Color]タブで使用できるオプションは、HSL と RGB のどちらのカラー モデルを指定するかによって異なります。
色は、赤、緑、青の要素に分解することができます。各要素を指定する値は、赤、緑、青の各色の強度を表します。これらの値の組み合わせを操作して、広範囲の色を作成できます。
[色]
RGB の色の値を指定します。HSL または RGB オプションが変更されると、このオプションも更新されます。次の形式を使用して、RGB の値を直接変更することもできます: 000,000,000。
[True Color を RGB で保存]
RGB の各色の要素の値を示します。
直前の色見本
直前に選択した色が表示されます。
新しい色見本
現在選択されている色が表示されます。
[カラー ブック]タブ
サードパーティのカラー ブック(PANTONE® など)や、ユーザ定義のカラー ブックを使用して、色を指定します。カラー ブックを選択すると、選択したカラー ブックの名前が[カラー ブック]タブに表示されます。
[カラー ブック]
色を選択するときに使用する、カラー ブックを指定します。このリストには、[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブで指定されている[カラー ブックの場所]にあるすべてのカラー ブックが表示されます。
選択したカラー ブックのページが表示され、各ページには色と色の名前が表示されます。各ページで最大 10 色を含むカラー ブックをサポートしています。カラー ブックにページが割り付けられていない場合、1 ページにつき 7 色を含むページを割り付けて、色が編成されます。カラー ブックのページを表示するには、カラー スライダの領域を指定するか、上下の矢印を使用してカラー ブックを参照します。
[対応する RGB]
RGB の各色の要素の値を示します。
色
現在選択しているカラー ブックの色を示します。
直前の色見本
直前に選択した色が表示されます。
新しい色見本
現在選択されている色が表示されます。