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DWG TrueView ユーザ ガイド(15)図面をパブリッシュ(バッチ印刷)する⑤DWF ドライバのカスタム プロパティ

図面をパブリッシュ(バッチ印刷)する

DWF および PDF ドライバを環境設定する

DWF ドライバのカスタム プロパティ

印刷する DWF ファイルのカスタム プロパティを指定します。

DWF6 ePlot ドライバを使用して、DWF ファイルを印刷またはパブリッシュできます。 Autodesk Design Review または Autodesk DWF Writer を使用して DWF ファイルを開き、表示し、印刷できます。DWF ファイルは、リアルタイムの画面移動やズーム機能の他、画層の表示や名前の付いたビューのコントロールもサポートしています。

注: 既定では、線の太さを使用して印刷されます。 [画層プロパティ管理]で線の太さを指定していない場合、すべてのグラフィカル オブジェクトは既定の 0.01 インチで印刷されます。これにより、外部ビューアやインターネット ブラウザで表示している場合、特にズーム操作では、図面の領域と、出力された DWF ファイルの領域の表示が大きく異なることになります。これを避けるには、[印刷]ダイアログ ボックスの[印刷設定]タブで、[線の太さを印刷に反映]チェック ボックスをオフにします。

ベクトルとグラデーションの解像度

DWF ファイルのベクトル グラフィックスとグラデーションの解像度(1 インチ当たりのドット数、以下 dpi )を指定します。解像度を高く設定するほど細部が明瞭になりますが、ファイル サイズは大きくなります。

印刷する目的で DWF ファイルを作成する場合は、使用するプロッタまたはプリンタの出力と一致する解像度を選択してください。高い解像度(2,400 dpi 以上)は、表示用です。たとえば、大きな地形図のように、大量の詳細情報を含む図面の DWF ファイルを作成する場合は、DWF ファイルの細部を詳細に表示できるように解像度を高く設定します。40,000 dpi 以上の解像度を使用するとファイル サイズがかなり大きくなる可能性があるため、必要な場合に限って使用してください。解像度の設定を高くすると、ラスター イメージの画質は向上しますが、印刷速度は低下し、必要なメモリ容量が大きくなります。

[ベクトル解像度]

DWF ファイル内のベクトル グラフィックスの解像度を dpi 単位で設定します。既定の設定は 1,200 dpi です。ベクトル グラフィックスのカスタム解像度を入力するには、[カスタム]を選択します。

[ユーザ設定のベクトル解像度]

DWF ファイル内のベクトル グラフィックスのカスタム解像度を dpi 単位で設定します。ベクトルのカスタム グラフィックス解像度を指定するには、[ベクトル解像度]から[カスタム]を選択する必要があります。既定の設定は 40,000 dpi です。

[グラデーション解像度]

DWF ファイル内のグラデーションの解像度を dpi 単位で設定します。既定の設定は 200 dpiです。グラデーションのカスタム解像度を入力するには、[カスタム]を選択します。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。

[ユーザ定義のグラデーション解像度]

DWF ファイル内のグラデーションのカスタム解像度を dpi 単位で設定します。グラデーションのカスタム解像度を指定するには、[グラデーション解像度]から[カスタム]を選択する必要があります。既定の設定は 200 dpi です。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。

ラスター イメージの解像度

DWF ファイルのラスター イメージの解像度(dpi)を指定します。解像度を高く設定するほど細部が明瞭になりますが、ファイル サイズは大きくなります。

印刷する目的で DWF ファイルを作成する場合は、使用するプロッタまたはプリンタの出力と一致する解像度を選択してください。高い解像度(2,400 dpi 以上)は、表示用です。たとえば、大きな地形図のように、大量の詳細情報を含む図面の DWF ファイルを作成する場合は、DWF ファイルの細部を詳細に表示できるように解像度を高く設定します。40,000 dpi 以上の解像度を使用するとファイル サイズがかなり大きくなる可能性があるため、必要な場合に限って使用してください。解像度の設定を高くすると、ラスター イメージの画質は向上しますが、印刷速度は低下し、必要なメモリ容量が大きくなります。

[カラーとグレースケールの解像度]

DWF ファイル内のラスター イメージのカラーとグレースケールの解像度を dpi 単位で設定します。既定の設定は 200 dpi です。カラーとグレースケールのカスタム解像度を入力するには、[カスタム]を選択します。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。

[カラーのカスタム解像度]

DWF ファイル内のカラー ラスター イメージのカスタム解像度を dpi 単位で指定します。カラーとグレースケールのカスタム解像度を指定するには、[カラーとグレースケールの解像度]から[カスタム]を選択する必要があります。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。

[白黒の解像度]

DWF ファイル内のモノクロ ラスター イメージの解像度を dpi 単位で設定します。既定の設定は 400 dpi です。モノクロのカスタム解像度を入力するには、[カスタム]を選択します。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。

[モノクロのカスタム解像度]

DWF ファイル内のモノクロ ラスター イメージのカスタム解像度を dpi 単位で指定します。モノクロのカスタム解像度を指定するには、[モノクロの解像度]から[カスタム]を選択する必要があります。この設定は、現在のベクトル解像度以上には設定できません。

フォントの取り扱い

DWF ファイルのフォントの組み込みと取り扱いを指定します。

注: DWF ファイルのサイズは、フォントの取り扱いの設定、文字の量、ファイル内で使用されているフォントの数と種類によって影響を受けます。DWF ファイルのサイズが大きすぎると思われる場合は、フォントの取り扱いの設定を変更してみてください。

[キャプチャなし](すべてシステム側のフォントを使用)

フォントを DWF ファイルの中に組み込まないことを指定します。

DWF ファイルを正しく表示するには、DWF ファイルを作成するときにソース図面の中で使用されていたフォントが DWF ファイルを表示するコンピュータに存在しなければなりません。DWF ファイルを作成するときに使用されていたフォントが、表示するコンピュータに存在しない場合には、他のフォントに置き換えられます。

[いくつかをキャプチャ](推奨)

DWF ファイルを作成するときにソース図面で使用されているフォントで、[使用可能な TrueType フォント]ダイアログ ボックスで選択したフォントが、DWF ファイルに組み込まれます。

DWF ファイルのフォントを正しく表示するために、ダイアログ ボックスで選択したフォントは、DWF ファイルを表示するコンピュータで使用可能である必要はありません。[フォント リストを編集]

DWF ファイルに組み込むフォントのリストを編集するために、[使用可能な TrueType フォント]ダイアログ ボックスを開きます。

既定では、AutoCAD、Windows、Autodesk Design Review と共にインストールされているフォントは選択されていません。

[既定に戻す]ボタンは、リストを既定の設定に戻します。この操作はフォントのリストを既定に戻して保存するため、操作をキャンセルできません。

[使用可能な True Type フォント]ダイアログ ボックスの設定は、レジストリに保存されます。現在の PC3 ファイルには保存されません。 この設定は、次に変更するまで、すべての DWF ファイルに有効です。

[すべてキャプチャ]

図面で使用されているすべてのフォントが DWF および DWFx ファイルに組み込まれます。

注: この設定は、DWF ファイルのサイズを増大させます。[ジオメトリとしてキャプチャ](ファイルサイズ最大)

図面で使用されているすべてのフォントが DWF ファイルに図形として組み込まれます。 このオプションを選択した場合には、出力ファイルの品質を確保するために、1:1 以上の尺度で出力しなければなりません。

このオプションは、ePlot モデルを使用して作成される DWF ファイルのみに利用できます。

注: この設定は、DWF ファイルのサイズを増大させます。

出力の詳細設定

DWF ファイルの出力の詳細設定を指定します。

[DWF 形式]

DWF ファイルの圧縮形式を指定します。[圧縮バイナリ(推奨)]

DWF ファイルを圧縮バイナリ形式で出力します。圧縮によるデータの損失はありません。ほとんどの DWF ファイルに対しては、このファイル形式を指定することをお勧めします。[圧縮 ASCII エンコード 2D ストリーム(上級)]

圧縮 ASCII エンコード 2D ストリーム(プレーン テキスト)形式で、DWF および DWFx ファイルを出力します。WinZip を使用して、ファイルを展開できます。

[ビューアで表示する背景色]

DWF ファイルに適用する背景色をコントロールします。

注: 印刷用に作成する DWF ファイルは、背景色を白に設定してください。背景色を黒に設定すると、色 7 のオブジェクトは白で印刷されます。黒以外の背景色を指定すると、色 7 のオブジェクトは黒で印刷されます。

[レイヤ情報を含める]

出力する DWF ファイルにレイヤ情報が含まれます。このオプションを選択した場合、DWF ファイルを作成したときに、表示がオンでフリーズ解除していた画層が、出力された DWF ファイルで操作できるようになります。 このオプションを選択しないと、外部のビューアやブラウザで DWF を表示するときに、画層情報を使用できません。

ネストされた外部参照を持つ図面など、いくつかのケースでは、このオプションをオフにすると、パフォーマンスが大幅に改善されます。

[用紙の境界を表示]

出力する DWF ファイルに用紙の境界が含まれます。 この境界は、レイアウト タブで図面に表示される境界と同様です。

注: プロッタ環境設定エディタでは、[用紙の境界を表示]チェック ボックスは既定でオンになっていて、変更できません。

[DWF にプレビューを含める]

DWF ファイルのプレビュー イメージが DWF ファイル内に保存されます。

注: DWF ファイルの小さなサムネイルは常に保存されます。ユーザが access.autodesk360.com/ .com を使用してプレビューにアクセスする場合は、[DWF にプレビューを含める]設定のみを使用してください。

仮想ペンを編集

ePlot(プロッタ最適化)プロッタ環境設定(PC3)ファイルのペンと塗り潰しパターンの設定を編集するために、[ペン設定を編集]ダイアログ ボックスを開きます。

このオプションを使用するためには、[プロッタ環境設定エディタ]の[ベクトル グラフィックス]の[カラー デプス]リストボックスで、[255 仮想ペン]を選択する必要があります。[255 仮想ペン]を選択した場合、印刷スタイル テーブルで図面に割り当てられた設定は、仮想ペン番号と印刷スタイル線種以外無視されます。 [ペン設定を編集]ダイアログ ボックスで、仮想ペンの設定を編集できます。 これらの設定は、編集した PC3 ファイルに保存されます。

注: カラー デプスに[255 仮想ペン]を選択している場合、DWF ファイルの解像度を変更すると、線の幅も変更されます。 これを補正するために、ペン設定で線の幅の値を調節してください。

[ペン設定を編集]ダイアログ ボックスで現在のペン設定を変更できます。[OK]をクリックすると、PC3 ファイルに保存されます。[既定]ボタンをクリックすると、ペン設定が既定の設定に戻ります。[読み込み]ボタンをクリックすると、PEN ファイルからペン設定を読む込むことができます。

注: Autodesk 360 Access でペン セットを使用するには、360Access DWF.ctb 印刷スタイル テーブルを使用してください。ただし、ペン セットを編集するには、360Access DWF.ctb 印刷スタイル テーブルではなく、DWF または DWFx PC3 ファイルに格納されているペン セットを編集してください。

[ペン設定を編集]ダイアログ ボックスで、ダイアログ ボックスのフィールドを右クリックして共通の設定メニューを表示し、ペンの太さ(幅)、パターン、形状、効果を変更できます。メニューから設定を他のペンにコピーできます。また、[プロパティ]を選択してペンのプロパティ ダイアログ ボックスを表示することができます。

[ペン設定を編集]ダイアログ ボックスの中の(赤い取り消し線で示された)チェック ボックスがオフのペンは、ペン設定全体に対する設定を適用するときに無視されます。

[パターン]

107 の定義済みペン パターンが提供されています。ペン パターンは図面の図形の見かけを変更するために使用できます。多くのパターンは、色と同等のグレー スケールが提供されています。これらのパターンは、図面の中の領域塗り潰しをさまざまな黒の割合で塗り潰すために、一般的に使用されます。 さまざまな効果を与えるために使用される、箱型、タイル、斜線、ダイヤモンドといった、多くのパターンもあります。

[幅]

ペンの線の幅を設定します。線の幅はピクセル単位で指定します。幅は、ミリメートル、センチメートル、インチでも表現できます。ピクセル単位で線の幅を指定します(0 ~ 400)。単位を変更すると、400 dpi のプリンタで印刷した場合に対応する、ミリメートル、センチメートル、インチ単位の値が表示されます。

[形状]

ペンの端点の形状と、結合部のスタイルを設定します。

[効果]

パターンの背面にあるオブジェクトの見かけをコントロールします。この効果は、白黒、グレー スケール、カラー プロッタで有効です。[透明]

パターンの背面にあるオブジェクトが表示されます。[不透明]

パターンの背面にあるオブジェクトは表示されません。

[すべてのペン]

尺度と幅の制限が、ペン設定のすべてのペンに適用されます。

注: [ペン幅の尺度]設定は、360 Access で表示/印刷ツールを使用している場合のみ表示されます。

[コントロール]

これらの設定の効果は、360 Access で表示/印刷ツールを使用している場合のみ表示されます。[図面に対する処理の許可]

この設定は、DWF ファイルではサポートされていません。[ペンの色をハーフトーンに割り当てる]

ペンの色がグレーの濃淡に変換されます。[ポリゴンに対してワインディング塗り潰しではなく代替塗り潰しを使用]

ポリゴンに対して、ワインディング塗り潰しではなく代替塗り潰しが使用されます。

ベクトル ファイルを正しく印刷するために、ポリゴン内部の塗り潰しパターンが表示されない場合にのみ使用してください。 複雑で、重なりのあるポリゴンを塗り潰す必要がある場合にのみ有効です。たとえば、中心に 5 角形を持つ 5 頂点の星型となる 5 つの辺でできたポリゴンです。このような場合、代替塗り潰しでは、ポリゴン内部のすべての閉じた領域が塗り潰されます(星型の先端)。ワインディング塗り潰しでは、すべての領域が塗り潰されます(星型の先端と 5 角形の部分)。[グレーまたはカラー イメージに対してエラー拡散を使用]

DWF ラスター イメージに対してエラー拡散が使用されます。

ラスター データ内のグレーの濃淡を表現するために、既定では、ハーフトーン拡散が使用されます。 画像の表現を改善する代わりに、エラー拡散を使用することもできます。

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