機能
図面から距離や角度を参照したり、関数等を使用して数式の計算を行います。
また、計算した結果を図面中に直接作図します。
説明
[履歴]コンボボックス
入力した数式の履歴を選択します。
[式]エディットボックス
計算する数式を入力します。
[参照]グループ
図面中で計測した結果や文字要素の数値を数式に取り込みます。
[絶対]ボタン
図面より絶対座標を取得します。【座標指示モード】
[相対]ボタン
図面より相対座標を取得します。【座標指示モード】
[角度]ボタン
図面より角度を取得します。【角度入力モード】
[距離]ボタン
図面より長さを取得します。【距離入力モード】
[数]ボタン
図面より要素を選択し、その個数を取得します。【要素選択モード】
[文字]ボタン
図面より文字列を取得します。【単要素選択モード】
[編集]グループ
[式]の編集を行います。
[BS]ボタン
BackSpace(バックスペース)ボタン。カーソル位置の1文字前を削除します。
[DEL]ボタン
Deleate(デリート)ボタン。カーソル位置の1文字後ろを削除します。
[INS]ボタン
INSERT(インサート)ボタン。数式の入力を行う際の「通常」モードと「上書き」モードを切り替えます。
[切取]ボタン
[式]内で選択した範囲を切り取ります。
[コピー]ボタン
[式]内で選択した範囲をコピーします。
[貼り付け]ボタン
[切取]または[コピー]した文字列を貼り付けます。
[座標]グループ
[[*,*]][,]ボタン
[式]内に各ボタンの記号を入力します。
[単位]グループ
[式]内に選択したボタンの記号を入力します。
[m][cm][mm]ボタン
それぞれ「M」「CM」「MM」を入力します。
[度][分][秒]ボタン
それぞれ「D」「M」「S」を入力します。
[勾配]ボタン
「:」を入力します。
[%]ボタン
「%」を入力します。
[関数]グループ
[関数一覧]リスト
使用する関数をダブルクリックして選択すると、[式]に関数を入力します。
V-nasClair/V-nasの電卓には以下の関数が組み込まれています。
ABS() | 絶対値を求めます。 |
ATN() | アークタンジェントを求めます。 |
COS() | コサインを求めます。 |
EXP() | 指数関数を計算します。 |
FIX() | 小数部を切り捨てます。 |
LOG() | 自然対数を計算します。 |
MAX() | 最大値を求めます。 |
MIN() | 最小値を求めます。 |
MOD() | 剰余値を求めます。 |
POL() | 半径および角度を座標値に変換します。 |
POW() | 累乗を求めます。 |
RIS() | 小数部を切り上げます。 |
ROL() | 与えられた座標値を原点を中心に回転します。 |
SIN() | サインを求めます。 |
SQR() | 平方根を求めます。 |
TAN() | タンジェントを求めます。 |
[追加/削除]ボタン
ユーザー定義関数を追加または削除する場合に選択します。【マクロ関数の設定:ダイアログ】
[定数]グループ
[組み込み定数]リスト
使用する関数をダブルクリックして選択すると、[式]に関数を入力します。
V-nasClair/V-nasの電卓には以下の定数が組み込まれています。
CHD | 文字送り(図面上のmm) |
CHF | 行間(図面上のmm) |
CHH | 文字高(図面上のmm) |
CHW | 文字幅(図面上のmm) |
E | 自然対数の底(2.7182818) |
PI | 円周率(3.1415926) |
SC | 現在のスケール(1/100ならば0.01) |
[追加/削除]ボタン
ユーザー定義定数を追加または削除する場合に選択します。【マクロ関数の設定:ダイアログ】
[数値・演算子入力]ボタン
[式]に選択した数値(0~9,000)や演算子(*/-+)、記号(.())を入力します。
[丸め]チェックボックス
ONにすると計算結果を丸めます。
[小数点以下桁数][丸め方法]コンボボックス
丸める小数点以下桁数や丸め方法を設定します。
[評価]ボタン
数式の計算を実行します。
[計算結果]エディットボックス
計算結果を表示します。
[コピー]ボタン
計算結果をコピーします。
[作図]ボタン
計算結果を文字要素として作図します。
[適用]ボタン
計算結果をキー入力ウィンドウに入力します。
[適用して閉じる]ボタン
計算結果をキー入力ウィンドウに入力し、電卓コマンドを終了します。