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V-nas Clair コマンドリファレンス【36】ツール(計測)

ツール

計測

2点計測

『ツール-計測-2点計測』

機能

2点間の距離などを計測します。

操作方法

1.距離を計測する始点を指示してください。【座標指示モード】

2.距離を計測する終点を指示してください。【座標指示モード】

3.確認してください。【2点の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 座標値および距離はアクティブスケールを反映した値になります。
  • 【Z値考慮】のスイッチがONになっている場合はZ値を考慮した距離が表示されます。

要素長

『ツール-計測-要素長』

機能

単要素の長さを計測します。

操作方法

1.長さを計測する要素を指示してください。【単要素選択モード】

2.確認してください。【要素長の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 要素長、座標ともアクティブスケールに関係なく要素スケールでの値です。

周長(要素)

『ツール-計測-周長(要素)』

機能

複数の要素の周長を計測します。

操作方法

1.周長を構成する要素を指示してください。【単要素選択モード】

2.周長を構成する要素を指示してください。(右クリックで終了します。)【単要素選択モード】

3.確認してください。【周長の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 計測結果はアクティブスケールを反映した値です。
  • 最初に選択した要素を最後に再び指示してください。
  • 連結していない要素を選択した場合、要素間を結ぶ線分の候補がいくつか表示されます。(下図参照)

周長(座標)

『ツール-計測-周長(座標)』

機能

指定した点を結ぶ線分上の累計長を計測します。

操作方法

1.周長を構成する線分の頂点を指示してください。【座標指示モード】

2.周長を構成する線分の頂点を指示してください(右クリックで終了します)。【座標指示モード】

3.確認してください。【周長の計測:ダイアログ】

面積(要素)

『ツール-計測-面積(要素)』

機能

複数の要素で構成される領域の面積を計測します。

操作方法

1.面を構成する要素を指示してください。【単要素選択モード】

2.面を構成する要素を指示してください(右クリックで終了します)。【単要素選択モード】

3.確認してください。【面積の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 計測結果はアクティブスケールを反映した値です。
  • 連結していない要素を選択した場合、要素間を結ぶ線分の候補がいくつか表示されます。(下図参照)

面積(座標)

『ツール-計測-面積(座標)』

機能

複数の点を結んだ直線で構成される閉領域の面積を計測します。

操作方法

1.面を構成する線分の頂点を指示してください。【座標指示モード】

2.面を構成する線分の頂点を指示してください(右クリックで終了)。【座標指示モード】

3.確認してください。【面積の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 計測結果はアクティブスケールを反映した値です。
  • 座標指示中はラバー(仮想線)が表示されます。
  • 指示点は3点以上必要です。

面積(ハッチング)

『ツール-計測-面積(ハッチング)』

機能

ハッチング要素の面積を計測します。

操作方法

1.ハッチング要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.確認してください。【面積の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 選択したハッチング全ての合計面積を算出します。
  • 計測結果は要素のスケールを考慮した値です。
  • 計測できないハッチング要素を選択した場合は、「面積計算に失敗しました。枠が閉じていない可能性があります」というメッセージを表示します。この時はハッチング要素を確認してください。

面積(ポリゴン)

『ツール-計測-面積(ポリゴン)』

※このコマンドはV-nasではご利用になれません。

機能

選択したポリゴンの表面積を計測します。

操作方法

1.ポリゴン要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.確認してください。【表面積の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 計測結果はアクティブスケールを反映した値です。
  • ポリゴンの表面積の算出について 各ポリゴン要素の表面積の合計値を求めます。(高さを考慮します)

面積(自動)

『ツール-計測-面積(自動)』

機能

指示した座標点を含む閉領域を自動で認識し、その面積を計測します。

操作方法

1.対象領域を指示してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.閉図形内の点を指示してください(右クリックで終了します)。

3.確認してください。【面積の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 複数の閉領域の面積を算出することができます。
  • 閉領域が見つからない場合は、「有効な面積計算領域がみつかりません。」というメッセージを表示しますので、手順1で選択した要素を確認してください。

体積・重心

『ツール-計測-体積・重心』

※このコマンドはV-nasではご利用になれません。

機能

選択したソリッドの体積と重心の位置を計測します。

操作方法

1.ソリッド要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.確認してください。【体積・重心の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 対象要素はソリッド要素のみです。

 -体積の求め方-

  体積は、XY平面で水平に変化点でスライスして多角錐体にします。

  各多角錐体の体積計算は以下の通りです。

   多角錐体の一般公式では、誤差が大きいため、中間の面積を利用した2次補間式(シンプソン)で計算しています。

  -重心座標の求め方-

  重心の計算

   Zgの計算

   XY平面で水平に変化点でスライスして、多角錐体を考え、Z方向の重心点(Zg)を求めます。

   Ygの計算

   XZ平面で水平に変化点でスライスして、多角錐体を考え、Y方向の重心点(Yg)を求めます。

   Xgの計算

   YZ平面で水平に変化点でスライスして、多角錐体を考え、X方向の重心点(Xg)を求めます。

  各多角錐体の重心計算は以下の通りです。

   多角錐体の一般公式では、誤差が大きいため、体積計算と同様に、中間面の面積を利用した2次補間式(シンプソン)で計算しています。

要素数

『ツール-計測-要素数』

機能

選択した要素の数およびグループの数を表示します。

操作方法

1.要素を選択してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.確認してください【要素数の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 重複要素やグループ要素を調べる時に便利です。

座標

『ツール-計測-座標』

機能

図面上の座標情報を計測します。

操作方法

1.計測したい座標点を指示してください。【座標指示モード】

2.確認してください。【座標の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 計測結果はアクティブスケールを反映した値です。
  • 寸法要素として作図したい場合は『作図-寸法-座標寸法』コマンドをご利用ください。

距離

『ツール-計測-距離』

機能

距離を計測します。

操作方法

1.ツールパネル等を使い距離を計測してください。【距離入力モード】

2.確認してください。【距離の計測:ダイアログ】

ヒント

  • 計測結果はアクティブスケールを反映した値です。

角度

『ツール-計測-角度』

機能

角度を計測します。

操作方法

1.ツールパネル等を使い角度を計測してください。【角度入力モード】

2.確認してください。【角度の計測:ダイアログ】

丸め設定

『ツール-計測-丸め設定』

機能

計測結果ダイアログに表示する数値の丸め方法を設定します。

操作方法

1.丸め設定を入力してください。【丸め設定:ダイアログ】

作図設定

『ツール-計測-作図設定』

機能

計測コマンドで取得した情報を図面に作図する時の作図書式を設定します。

「文字」、「引出線」、「バルーン」などの要素種別で作図することができます。

操作方法

1.計測作図設定を入力してください。【作図設定:ダイアログ】

ヒント

  • 計測コマンドで取得された情報は全てコピー、貼り付けができますので、必ずしも作図コマンドを利用して作図する必要はありません。

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