電子納品に必要な物
工事関係
- 特記仕様書
- コリンズ
- 監督員通知書
- 工事数量総括表
- 完成図
- 出来高管理資料及び数量計算書
- ASPデータ(工事帳票)
- ASP以外の工事帳票に追加するデータ
- 工事写真
- ICTデータ(ICONに格納)※あれば
機械等
ハード
- CD-R
- デジタルカメラ
- (スキャナ)
- (プロッター)
※()書きは必要に応じて
ソフト
- CADソフト※OCF検定認証ソフト
- PDF 作成ソフト
- 電子納品支援ソフト
- 現場写真管理ソフト
- CD・DVD 書き込みソフト
- ラベル印字が出来るプリンター
CADソフト※OCF検定認証ソフト
電子納品支援ソフト
代表的な電子納品支援ソフトの商品紹介のリンクです
・システムイン国際 /子納品物作成閲覧システム-calssist-キャルシスト
・株式会社ワイズ 電子納品ソフト CALS Manager 11
・株式会社フォーラムエイト 電子納品支援ツール Ver.16
電子納品作成手順
発注段階から電子納品は始まっています。
発注担当者は、既存の図面電子データを用いて発注図面として編集する作業や工事数量総括表等を作成する必要があります。発注図面は、CAD 製図基準に準拠したSXF(P21)形式に編集する必要があります。又、特記仕様書には、電子納品対象工事である事項を追記する必要があります。
そうした書類をもとにして契約者担当者は設計書の交付を行う事となります。
受注者側では設計書を受理し、確認・見積もりを作成する事となります。
着手段階において事前協議を行い、電子納品の範囲等を決めます。
契約が成立し、工事が始まる前に着手時の事前協議を受発注者間で行います。事前協議には、発注者側は主任監督員、担当者、工事規模よっては総括監督員が、受注者側は監理技術者と担当者(電子納品担当者)が出席して、事前協議チェックシートを参考にして電子納品の範囲を協議していきます。
又、受注者側の技術担当者においては、電子データで提供された発注図面を基にして施工計画図面などを作成する事になります。
実施段階では可能な限り電子データで交換を行い、成果物を日々作成していきます。
受注者側の現場担当者が作成した協議簿、工事写真、段階確認書、工事履行報告書などワープロや表計算ソフトを利用して電子データで作成し、監理技術者のチェックのもと、インターネットを利用してメールまたはサーバを利用して発注者へ確認・了承を願いでます。
発注者側の担当者は、内容を確認し、問題がなければ主任監督員の了承をもらいます。
又、場合によっては事務所決裁ワークフローとしてデータを転送する場合があります。
成果物作成段階では、事前協議に従った成果を電子化します。
受注者側の現場担当者は、日々作成してきた電子データをまとめて要領案に従った管理情報を付加して電子成果物を作成します。作成した電子成果物は、ウイルスチェック、チェックシステムによるエラーが出ないことを確認します。監理技術者は、これら必要な事項のチェックが実施されていることを確認して、電子成果物の中身についてチェックを行います。又、検査前に検査時の対応として事前協議を行います。
検査段階では、検査時のチェックシートにしたがってチェックを行います。
検査段階では、発注者側の担当者において電子データとして不備がないかチェックを行います。チェック項目は、ウイルスチェック(Nortonノートン)、チェックシステムによるエラーチェック、最終成果が電子データとして格納されているか確認を行う必要があります。
検査時においては、チェックシートに従ってチェックを行い、その後に成果内容につ
いての検査を行います。電子的に検査を実施するか、従来どおり紙媒体で実施するかに
ついては、検査前の事前協議で決めておく必要があります。電子的に検査を受ける場合
は、スムーズな検査ができるように、受注者側の担当者においてはファイル操作に十分
に慣れている必要があります
納品管理段階では、電子成果物をサーバに登録する必要があります。
発注者側の現場事務所担当者は、受注者から納品された電子成果物に必要書類を添付して担当者に送付する必要があります。担当者は、チェックシステムで確認を行った上で、サーバに必要なデータを登録する必要があります。
最終成果品
- 完成図書+帳票
- 工事写真
- 納品書
- 各チェック結果
完成図書+帳票
完成図書+帳票のファイル構成の一例
完成図書+帳票
DRAWINGF
ICON
MEET
OTHRS
REGISTER
工事写真
工事写真
PHOTO
REGISTER
電子媒体納品書
電子媒体納品書(WORD) をダウンロードして、内容を記入して納品
チェック結果
電子納品チェックシステム(土木)Ver.19.0.2 | ZIPファイル:35.3MB |
電子納品チェックシステム(電通)Ver.13.0.2 | ZIPファイル:38.0MB |
電子納品チェックシステム(機械)Ver.11.0.2 | ZIPファイル:37.6MB |
土木・電気・機械 それぞれ上記のチェックシステムにかけて
- 完成図書+帳票
- 工事写真
それぞれ別でチェックをかけてチェック結果をPDFにして納品する。
電子納品データを納品媒体へ焼き付け
最終成果品をCD-R、DVD-Rに焼き付けて納品
焼き付ける際には、CD-R または DVD-R(一度しか書き込みができない設定)を使用することが原則となります。
最終成果品に必要な物
ラベル印字が出来るプリンターで
DVDに焼き付けをして
例)バーベイタムジャパン(Verbatim Japan) 1回録画用 DVD-R CPRM 120分 50枚 ホワイトプリンタブル 片面1層 1-16倍速 VHR12JP50V4
エコメディアファイルに入れて
紙ファイルに綴じる
紙ファイルにテプラで工事名や会社名を入れる
カシオ ラベルライター ネームランドBIZ スタンダードモデル KL-M7 テープ付セット KL-TF7 (3.5mm-24mm幅)
※上記の商品は1例です。まれに維持出張所により異なる場合がありますのでご確認下さい。