V-nas Clair コマンドリファレンス【２７】編集（寸法・引出）

dennou

1年前

編集
1. 寸法
2. 引出
  1. 矢印挿入
  2. 矢印削除

編集

寸法

寸法値位置

『編集－寸法－寸法値位置』

機能

寸法値の位置を変更します。

操作方法

１.寸法値位置を変更する寸法を選択してください。【単要素選択モード】

２.変更位置を指示してください。【座標指示モード】

寸法挿入

『編集－寸法－寸法挿入』

機能

選択した寸法と同じ段に寸法要素を追加します。平行タイプの弧長寸法は寸法挿入できません。

操作方法

１.標準寸法または弧長寸法を選択してください。【単要素選択モード】

２.挿入または追加位置を指示してください。【座標指示モード】

寸法合成

『編集－寸法－寸法合成』

機能

二つの隣り合った寸法（標準寸法または孤長寸法）を合成します。

合成後の寸法の高さ位置は、はじめに指示する第一寸法に合わせます。

なお、計測方向の異なる寸法や平行タイプの弧長寸法は寸法合成できません。

操作方法

１.第1寸法（標準寸法または弧長寸法）を選択してください。【単要素選択モード】

２.第2寸法（標準寸法または弧長寸法）を選択してください。【単要素選択モード】

寸法段編集

『編集－寸法－寸法段編集』

機能

寸法の段を揃えます。基準となる寸法と計測方向の異なる寸法，平行タイプの弧長寸法は寸法段編集できません。

操作方法

１.基準となる寸法を選択してください。【単要素選択モード】

２.編集する寸法を選択してください。【単要素選択モード】

３.配置位置を指示してください。【座標指示モード】

ヒント

寸法の移動単位（寸法連段間隔）は『設定－システム－寸法』コマンドで設定されています。

基準となる寸法自身の位置を変更することもできます。

交差禁止処理

『編集－寸法－交差禁止処理』

機能

寸法（標準寸法および弧長寸法）を指示し、交差禁止線を指示することにより補助線の長さを調整します。

操作方法

１.寸法を選択してください。【要素選択モード】

２.交差禁止要素を選択してください（右ボタンで終了します）。【要素選択モード】

ヒント

本コマンドは補助線長さを延縮させますが「計測原点」は移動しません。

　　また寸法補助線の斜角が0度、180度、360度以外の寸法線は「計測原点」を超えた補助線延長は行えません。

マルチ標準寸法

『編集－寸法－マルチ標準寸法』

機能

標準寸法をマルチ寸法に変更します。

操作方法

１.標準寸法を選択してください。【単要素選択モード】

２.突出を禁止する要素を選択してください（右クリックで終了します）。【要素選択モード】

３.関連する要素を指示してください（右クリックで終了します）。【要素選択モード】

ヒント

マルチ寸法にするには、あらかじめ標準寸法を作図しておく必要があります。

寸法の単位は『設定－システム－寸法』コマンドで設定されています。

マルチ弧長寸法

『編集－寸法－マルチ弧長寸法』

機能

弧長寸法をマルチ寸法に変更します。

操作方法

１.弧長寸法を選択してください。【単要素選択モード】

２.突出を禁止する要素を選択してください（右クリックで終了します）。【要素選択モード】

３.関連する要素を指示してください（右クリックで終了します）。【要素選択モード】

ヒント

マルチ弧長寸法にするには、あらかじめ弧長寸法を作図しておく必要があります。

寸法の単位は『設定－システム－寸法』コマンドで設定されています。

座標寸法原点

『編集－寸法－座標寸法原点』

機能

『作図－寸法－座標寸法』コマンドで作図された座標寸法の座標寸法原点の位置や座標を変更します。

操作方法

１.座標寸法を選択してください。【単要素選択モード】

２.基準点を指示してください。【座標指示モード】

３.基準点の座標を入力してください。【基準点の座標入力：ダイアログ】

ヒント

座標寸法は、基準点として指示した位置（座標寸法原点）の入力値からの相対座標でみた値に書き換えられます。

基準点とタイプの同じ座標寸法がある場合、まとめて基準点が変更されます。※スケールや座標系が異なる寸法または異なるページに作図された寸法は対象外となります。

引出

矢印挿入

『編集－引出－矢印挿入』

機能

引出線またはバルーン要素に対し、他の要素との交差位置にに矢印を挿入します。

操作方法

１.引出線かバルーンを選択してください。【単要素選択モード】

２.引出線と交差する要素を選択してください（右クリックで終了します）。【要素選択モード】

ヒント

交差する要素として選択できるのは、線分、円、円弧、楕円弧、ポリライン、ベジェ、スプライン、クロソイド、拡幅線です。

V-FRCで作成した引出線には実行できません。

矢印削除

『編集－引出－矢印削除』

機能

引出線またはバルーンに作図された矢印を削除します。

操作方法

１.引出線かバルーンの構成点を選択してください（右クリックで終了します）。【既存点選択モード】