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V-nas Clair コマンドリファレンス【16】作図(引出・ハッチング)

作図

引出

引出線

『作図-引出-引出線』

機能

引出線を作図します。

操作方法

1.表示する文字を指定してください。【文字:ダイアログ】

2.始点位置を指示してください。【座標指示モード】

3.引き出す位置を指示してください。【座標指示モード】

4.引き出す位置を指示してください(右クリックで終了します)。【座標指示モード】

ヒント

  • 最後に指示した点と、最後から2番目に指示した点を結ぶ線分上に文字が配置されます。
  • 文字は複数行描くことができます。2行目からは引出線の下側に描かれます。
  • 端点タイプの形状や文字の前後の余白は『設定-作図-引出』コマンドを参照して下さい。

バルーン

『作図-引出-バルーン』

機能

バルーンを作図します。

操作方法

1.表示する文字を指定してください。【文字:ダイアログ】

2.始点位置を指示してください。【座標指示モード】

3.引き出す位置を指示してください。【座標指示モード】

4.引き出す位置を指示してください(右クリックで終了します)。【座標指示モード】

ヒント

  • 文字は複数行描くことができます。
  • 端点タイプの形状や円の半径の設定は『設定-作図-引出』コマンドを参照して下さい。

ハッチング

要素

『作図-ハッチング-要素』

機能

指示した要素で囲まれた範囲をハッチングします。

操作方法

1.境界要素を指示してください。【単要素選択モード】

2.境界要素を指示してください(右クリックで終了します)。【単要素選択モード】

3.枠線の登録を終了するか、新たに内枠線を追加するかを選択してください。【枠線の登録:ダイアログ】

4.枠線およびハッチングタイプの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

ヒント

  • 手順2にて、連結していない要素を選択した場合、要素間を結ぶ線分の候補が表示され、クリックすると確定します。

  マウスを移動すると、候補が表示されます。

  クリックすると候補要素と結ぶ線が確定され、次の要素選択に移ります。

座標

『作図-ハッチング-座標』

機能

指示した座標を結ぶ直線を境界線としてハッチングします。

操作方法

1.境界線の頂点を指示してください。【座標指示モード】

2.境界線の頂点を指示してください(右クリックで終了します)。【座標指示モード】

3.枠線の登録を終了するか、新たに内枠線を追加するかを選択してください。【枠線の登録:ダイアログ】

4.枠線およびハッチングタイプの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

ヒント

  • 手順2の操作で右クリック時に自動的に1点目と結びます。また、指示した点が3点以上ないと、右クリックで終了できません。

自動

『作図-ハッチング-自動』

機能

指示した範囲内で、指示した座標点を含む閉図形を自動検索し、ハッチングを作図します。

操作方法

1.対象領域を指示してください(右クリックで終了します)。【単要素選択モード】

2.閉図形内の点を指示してください(右クリックで終了します)。【座標指示モード】

3.枠線およびハッチングタイプの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

ヒント

  • 閉図形内に更に閉図形がある場合は、その閉図形を中抜きとして自動認識します。
  • 手順2は右クリックで終了するまで複数回実行できます。(指示した数だけ、閉図形を検索してハッチングを作図します。)
  • 指示した点を含む閉図形が見つからない場合は、以下のメッセージを表示します。

  選択した要素(ハッチング境界線)に隙間があり、ハッチングが作成されないなどが主な原因です。

  『設定-システム-計算設定』コマンドの[境界線]タブにて境界線の隙間を許容して閉領域とすることで解消される場合があります。

  • 手順2にて既に認識済みの閉図形内の点を指示した場合、選択状態を解除します。

要素(面積指定)

『作図-ハッチング-要素(面積指定)』

機能

指示した要素で囲まれた範囲内にて、面積を指定してハッチングを作図します。

操作方法

1.境界要素を指示してください。【要素選択モード】

2.境界要素を指示してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

3.基準となる要素を指示してください。【単要素選択モード】

4.面積を入力してください。【面積の設定:ダイアログ】

5.枠線およびハッチングタイプの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

ヒント

  • 手順1にて、連結していない要素を選択した場合、要素間を結ぶ線分の候補が表示され、クリックすると確定します。
  • マウスを移動すると、候補が表示されます。

  クリックすると候補要素と結ぶ線が確定され、次の要素選択に移ります。

  • 基準要素が下記の場合は、選択できません。

境界要素の1つで、要素端点を延長した状態で外枠を走査したとき、交点が3点以上になる場合。

境界要素の1つで、要素端点を延長したときに他の境界要素と交点を持つ場合。

境界要素以外の要素で、要素端点を延長した状態で外枠を走査したとき、交点が3点以上になる場合。

境界要素以外の要素で、要素端点を延長したときに外枠を構成する他の要素と交点を持つ場合。

境界要素以外の要素で、外枠の構成要素と交わるまたは外枠範囲内にある場合。

自動(面積指定)

『作図-ハッチング-自動(面積指定)』

機能

指示した範囲内の閉図形を自動検索し、面積を指定してハッチングを作図します。

操作方法

1.対象領域を指示してください(右クリックで終了します)。【要素選択モード】

2.閉図形内の点を指示してください。【座標指示モード】

3.基準となる要素を指示してください。【単要素選択モード】

4.面積を入力してください。【面積の設定:ダイアログ】

5.枠線およびハッチングタイプの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

ヒント

  • 基準要素が下記の場合は、選択できません。

境界要素の1つで、要素端点を延長した状態で外枠を走査したとき、交点が3点以上になる場合。

境界要素の1つで、要素端点を延長したときに他の境界要素と交点を持つ場合。

境界要素以外の要素で、要素端点を延長した状態で外枠を走査したとき、交点が3点以上になる場合。

境界要素以外の要素で、要素端点を延長したときに外枠を構成する他の要素と交点を持つ場合。

境界要素以外の要素で、外枠の構成要素と交わるまたは外枠範囲内にある場合。

要素or座標

『作図-ハッチング-要素or座標』

機能

指示した要素または座標で囲まれた範囲をハッチングします。

操作方法

1.境界要素または境界線の頂点を指示してください。【入力選択:ダイアログ】

2.境界要素または境界線の頂点を指示してください(右クリックで終了します)。【入力選択:ダイアログ】

3.枠線の登録を終了するか、新たに内枠線を追加するかを選択してください。【枠線の登録:ダイアログ】

4.枠線およびハッチングの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

閉領域指示

『作図-ハッチング-閉領域指示』

機能

指示した座標点を含む閉図形を自動検索し、ハッチングを作図します。

操作方法

1.閉領域を指示してください(右クリックで終了します)。【座標指示モード】

2.枠線およびハッチングタイプの選択をしてください。【ハッチングの作図:ダイアログ】

ヒント

  • 操作1は繰り返し実行できます。
  • 閉図形内に更に閉図形がある場合は、その閉図形を中抜きとして自動認識します。
  • 既に認識済みの閉図形内の点を指示した場合、選択状態を解除します。
  • 閉領域は枠で閉じられた図形を指します。以下に例を示します。

  閉図形内で指示してください。

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